ある日、一通の息子宛の封書がポストに投函されていました。送り主は「浦和レッドダイヤモンズで、中身を覗くと当選の文字。確か、浦和 x 柏のゲームを息子と観戦した時に貰ったパンフレットに案内があり、当たらないだろうと思いながらも申し込んだものでした。
息子に浦和レッズのサッカー教室が当たったよと伝えると、パッと顔を光らせて、カレンダーに花丸を描き込み、文字通りに踊りながら喜ぶ息子。
待ちに待った日の天気は小雨(4mm/h)。案内状には雨天決行と明記されていたので、08時30分-50分までの受付時間に間に合うようとクルマを走らせました。風邪をひかないようにとバスタオル2枚に着替え、温かいココアを準備して、最寄りのスーパー銭湯の場所を調べておきました。
指定集合場所へ向かいます。収容人数21,500人の聖地・駒場スタジアムの正面入口へ。
ハーフパンツに郵送されて来たシールを貼り付け、学年と名前を告げて入場。トロフィーや賞状等が陳列されている場所を通り抜けると駒場のピッチの上。
激しく降る雨のなかでも、戦う強い意思を見せてこそサッカー選手という事で、コーチ陣は既にフィールドに出ていました。サッカー教室の2時間だけでも降り止まないかと願うもこの空模様。息子は雨を呼びやすい体質なのかもしれないと思いました。
ウォームアップルームに集まり、開催の挨拶が始まりました。マイクを握っているのは埼玉県で展開する家電量販店「でんきち」の宮社長。今回のサッカー教室のスポンサー様であられます。その隣りには鉄人・落合キャプテン。子供達がグランドに出た後に、お約束の講義「真面目に楽しく、思い遣りを持って」がみっちりとありました。
幾つかの練習を終えた後で、試合形式の練習が開始されるらしく、コーチ達のところへ子供達が集まっていました。学年別にチーム分けがされ、
開始前に円陣を組み始めたのにはビックリ…。
ミニ・サッカーゲームよろしく、ボールの追いかけごっこが雨のなか始まりました。
寒空のしたを走り回る元気な子供達。
うちの子供もコーチに負けじと身体を張ってボールをキープ。普段の公園サッカーでは見られない、ボールへ向かって行く積極性が感じられました!
後半はデフェンス側に息子はおり、滑りやすい芝グランドが良いのか、果敢にスライディングをしていました。コーチからは「自分以外全員抜かてても、自分が止めれば守れる」と教わったと帰りのクルマのなかで言っていました。
試合終了。ガッツポーズをして飛び跳ねていたので、息子達のチームは勝ったようです。
なんだかんだで2時間があっという間に過ぎ去り、楽しいサッカー教室もおしまいに。参加者全員で記念撮影。
閉会式でウォームアップルームへ戻ります。雨の中を走り回っていたので、全身びしょ濡れ。タオルで頭をガシガシと拭いて列に戻しました。
最後にはコーチ陣とハイタッチをしてお別れです。息子は力の限りで手を叩くので、次々と「痛っ」と聞こえてきました。「悪ふざけはしない」とのお約束があった気が…。帰り際の子供達の顔は皆楽しそうに輝いて見えました。
頂いたお土産袋には、団扇とクリアファイル、それに今回指導を頂いたコーチ全員の直筆サイン色紙と盛り沢山。雨の中だったのが残念でしたが、息子はとても楽しかったらしく、次の募集があったら是非とも申し込むと鼻息を荒くしています。