タイ・ヴェトジェットエアTVJ100(バンコク→チェンマイ)搭乗

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前回の済州→成田に続いて、今回はバンコク・スワンナプーム空港からチェンマイまでをタイ・ヴェトジェットエアで移動した話しを書いてみました。首都バンコクから北方の薔薇/タイ第二の都市と称されるチェンマイは直線距離にして600キロほど。東京を起点に考えると北に向かえば青森市、西に向かうならば福山市に距離にある都市です。この日は早朝に出発する便を予約していたために、外はまだ暗い時間帯に空港に辿り着いていたのでした。

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スワンナプーム国際空港の出発ロビー名物のヤック(鬼)像。ワット・プラケオ(エメラルド寺院)にあるヤック像を模したもので、航空会社のチェックインカウンターが並ぶ広いロビーに12柱の立像が睨みを効かせています。上の写真はラーマーヤナにて悪役として登場する羅刹の王・ラーヴァナ。10の頭、20の腕と銅色の目、月のように輝く歯と山のような巨体を持つと云われております。タイ語での呼び名はトッサカン。

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国内線の通路を抜けて搭乗ゲートへと急ぎました。搭乗するのはタイ・ヴェトジェットエア航空。ベトナムで初めての民間航空会社が国外に設立した航空会社です。TVJ100便は午前6時発の早朝便でしたので、まだ朝が明けきっていない空模様の下を空港バスにて移動する事になりました。タラップを登り指定された座席に座ると機体前方左翼側の座席。窓からは隣にならぶ駐機しているヴェトジェットの機体A320が目に入りました。ナショナルカラーの赤と黄色を基調とした配色で、あまたある航空会社の機体が行き交う空港でも目立つデザインを狙ったようです。

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二本ある滑走路のうち市内より滑走路19Rから南に向かって離陸しました。スワンナプームは成田空港の3倍の敷地面積を誇る巨大空港です。現在でこそバンコクの空港といえばスワンナプーム空港を指すことが一般的になりましたが、自分が最初にタイに来た時にはドンムアン空港しかなく、ドンムアン空港から市内に出るまでの激しい渋滞で4時間ほどを要した悪い記憶が強いく残っています。バンコクは現在でも大渋滞が有名な街で、中心街のスクンビット等に宿を取るのは避けてくれと現在でも会社から言われたりします。

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「バンコクの肺」と呼ばれるバーンガジャオ上空を南から北に向かって縦断していきます。緑地の向こうにはサミットプラナカンで最も美しいプミポン大橋がチャオプラヤー川を跨ぐ姿が見えました。そのひとつ上流側のラーマ9世橋も含めて、バンコク市内のチャオプラヤー川に掛かる大橋の半分以上は日本のODAによりできたものだったりします。チャオプラヤー川の向こう側はサトーン地区、パトゥムワン地区、プラナコーン地区とバンコク中心街の街並みが続きます。

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手前のルンピニー公園からエメラルド寺院と並んで建つ王宮までのバンコク主要エリアを俯瞰。東京のように無秩序に広がっているように見えるバンコクの、巨大な街並みを眼下に収めながらの素晴らしい出発でした。バンコクは訪問回数が3桁になる都市なので自分の足で訪れた場所も多く、このような上空からの景色は楽しくてしかたがありません。

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左旋回時をしている時に、南側にはドゥーシットの離宮であり先代の国王・ラーマ9世が住まわれているチットラダー宮殿が遠方に見えていました。有名な観光名所ともなっている公認市場・チャトチャック・ウィークエンドマーケットと上空から見ると蓮型に見えるシリンキット王妃公園も手前に。フランス軍と戦った兵士を慰霊するために建立された戦勝記念等を起点とする国道1号線がウィークエンドマーケット脇を通り、今回の目的地チェンマイの近くのラムパーンを抜けて、隣国ミャンマーとの国境メーサーイまでを結んでおります。

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バンコクを離れて高度を上げて北上。チョンブリーにある飛行クラブでタイ国内をチョコチョコ飛んだことがありましたが、ガスってしまっているのもあり現在地不明。日本の37.8万km2に対して1.4倍にもあたる51.3万km2も国土面積を持つタイ王国には未訪問の場所だらけで、特に北側はよく分からず何処を飛んでいるのか....

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チェンマイ県とランプーン県の国境でチェンマイ空港まで20キロ程の場所。チェンマイの市街を流れるビン川の下流部にあたる場所です。この川はさらに南下して下流のナコンサワンでナーン川と合流してチャオプラヤ川となり、その流域は世界有数の稲作の穀倉地帯となっております。

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南側よりチェンマイ空港に侵入し、滑走路36に無事着陸しました。チェンマイはタイ国内線を初めとし、中国、東南アジア諸国との直行便が数多く乗り入れる賑やかな空港でしたが、昨今のコロナ禍で3月より殆どの便が運行停止となってしまいました。タイ王国は現在も非常事態宣言を全土で継続中であるも、タイ・ヴェトジェットエアを含む国内線運行の許可がおり、5月1日より再び旅客機が離発着を開始しています。チェンマイを再び訪れられる機会が何時になるかは現在不明ですが、早く再訪してカオソーイの食べ歩きでもしたいもです。