ロボットレストラン新宿、幼稚園児も大人も開いた口が塞がらない

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訪日外国人に日本で一番有名なレストランと言っても過言ではない新宿歌舞伎町のロボットレストランに娘と訪れてみました。開店当初に見に行ったことがあり”狂気の沙汰”と思いながら帰宅した記憶がありましたが、今回は長男が興味を示したので連れて行くことにしました。予約していた当日の朝、指折り数えて楽しみにしていた長男が39度の発熱でダウン。一人8,000円(定価)の入場券を紙屑にするのは勿体なく、ピンチヒッターとして当時は幼稚園児だった娘を連れて行くことにしたのでした。

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ロボットレストランは靖国通りから入った新宿・歌舞伎町の”さくら通り”の途中にあります。ネオン眩しい歌舞伎町でも一際目立つ存在なので探すこともなく、ド派手な目的地に到着しました。ヘアメイクを施されたロボ子達を横目にハロイン仮装をしたスタッフ達に案内され入店。自宅からの途中で寝始めてしまった娘を抱っこで運び込みました。

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ショーが始まるまでの時間を過ごした待合室です。余りに賑やで豪華絢爛に"見える"空間なので、寝ていた娘もさすがに目を覚ましてしまいました。何が起きているかを全く理解不能のようで、ボ〜と周囲を眺めていました。周辺から聞こえるのは外国語ばかり。このレストランのお客は9割以上が外国人観光客という事はウソではないようです。ショーの案内や台詞も全て英語でおこなわれており、オマケで日本語が通じる程度。辺りを見回す限り、子供連れはゼロ、10代の子供も全く見当たらず、うちの娘が唯一の未成年入場者でした。一応事前に子供の入場の可否は問い合わせしましたし、子供様にとお菓子プレゼントの準備もあるくらいなのでOKなはずですが、娘以外は大人しかいませんでした。

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時間がくると地下の会場へ移動となりました。怖がりの娘は暗くなった時点でしがみついていました。ショーの開始前とショーの合間の休憩時間に飲み物・食べ物を購入できる時間帯が設けられており、皆さん雰囲気に呑まれてか結構高い買物をバンバンしていました。折角なのでと、英語を習っている娘にお金を渡してジュースを買わせて行かせてみました。頂いたお菓子とジュースでご機嫌を取りながらショーが始まるのを待つことに。爆音会場と化すので、子供向けにとピンク色のヘッドセットがウチの娘だけに配られていました。

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さて、ショーの始まりです。最前列のゲストは演技者等と接触しそうになった時には仰け反って躱す様にと指示があり、「Lean back,、lean back、lean back」の掛け声と共に棒を仰け反って躱す練習を何度かします。ショーの開始を告げる飛行機のロケット発射ですが、以前の機体は壊れてしまったのか新型に変わっているのに撮影した写真を見て気が付きました。しかも実際に発射しなくなっているし...。

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ショーの始まりは和太鼓の連打。ショーのコンセプトはバカバカしいものですが、ダンサー/演奏者陣が本気なのが面白いところです。ロボットレストランは"レストラン"と一応名前は付いていますが、貧相なお弁当と飲み物のみです。接待で海外のお客を自分が連れて来る時には、ショーが始まる前に全て食べることを勧めていたりします。少し上に娘の入場可能か問い合わせをした旨を書いたのですが、ロボットレストラン営業開始時は26歳未満不可、奇抜な格好不可、サングラス、サンダル不可と非常に厳しい条件があったからでした。

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フロアに見知った従業員の方の顔を見つけたので、ショーの休憩時間に声をかけると娘と一緒に来たのを見て驚かれていました。このロボットレストラン、開店当初は現在と違った意味での色モノ・ショーとして捉えられていたのが、著名外国人のコメントをキッカケとして訪日外国人向けエンターテインメントへ変貌。訪問者は年々伸び続け、現在では年間20万人に届く勢いにまでなりました。

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総電装飾りの光と音の洪水に唖然とする娘っこ。あんぐりした様子は娘だけでなく、横に並ぶ外国人旅行者も皆同表情をなくしていました...。以前は水着を着た若い女性が頭上スレスレ飛んで行く等の現在より際どいパフォーマンスもあったのですが、当局よりの指導なのか、自主規制なのか天井レールだけが残っていたりします。

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3部構成からなる2番目の演目は、「人工知能AIが世界を支配した世の中で、人々は奴隷とされていた...」で始まる、どこかで聞いた事があるようなストーリー。反撃の狼煙をあげた人類は伝説の古代生物を召喚して立ち向かうのでした。やられたら、やり返すを永遠に繰り返し、最後には太古より蘇った神龍ティラノサウルスの力によって相手を討ち滅ぼす勧善懲悪ストーリーです。ロボット、怪獣に闘いをごちゃ混ぜにした話しで途中にはモスラやゴジラも登場してきます。

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ティラノサウルスに呑み込まれる悪の親玉...(つд⊂)ゴシゴシ。パクパク食べられているのはロボットレストラン女社長兼ダンスチームのリーダーに見えるのは気の所為でしょうか? 記事下に貼り付けた自分のツィッター上の動画には大きく写っている気がするので見間違えではないような...。

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第二幕と三幕間に入場券の番号を用いた抽選会があり、子供が娘しか会場いないので十中八九当たるぞとの予感が...。大型液晶画面に映し出されて、呼び上げられたのは自分達の番号で、大きなチョコレート・ポップコーンを頂いてしまいました。ありがとうございました。

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意味不明な展開に誰も付いていけないショーは第三幕に突入し、更に意味不明度を加速。ネオンライトに大音響ミュージック、大量のロボットと踊り狂うダンサーが行進し続けていくのを、思考停止状態で目を点にしながら見送る時間が過ぎて行きます。総費用(歌舞伎町の土地込み?)100億円をかけたと宣伝される狂気の沙汰なロボットパレードです。

 

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唯一無二、世界でもココ歌舞伎町でしか見られないロボットレストランのショー。大人が見ても唖然となってしまうショーは幼児には強烈すぎたかと少し反省をしましたが、うちの娘は帰宅した後も「ロボット、ロボット、レス~ト~ラン」と数日歌い続けていましたので少しは楽しめたのだと解釈することにしました。ちなみに、置いてけぼりの息子は学校課題の週末日記に「熱が出て苦しいし、ロボットレストランにいけなくて悲しいし」と、とても残念な日だったことを綴っていました。