5月5日は子供の日、東京湾を行く御座船・安宅丸で忍者の舞レッスン

 

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二年前のゴールデンウィークの事ですが、家族での3泊4日・台湾旅行を予定に入れていたので、あとは子供達を近所の公園にでも連れていけば良いと甘い考えを持っていた。しかし、子供達は刺激が必要らしく結局お出かけ先を探すことになり、「ゴールデンウィーク 子供 無料、東京」のキーワードでネットを検索。これは面白そうだと感じたのが東京湾で将軍船に乗っての忍者の舞レッスンでした。開催日の3日前の期限日にダメ元で電話をしてみたところ、すんなりとOKを頂けたので、子供達に5月5日の子供の日は忍者の訓練に出掛けるぞと伝えたのでした。

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これ迄にも戸隠、伊賀、甲賀等、日本各地で数々の苦行に耐え、忍者の修行(アスレチック)を修めてきた子供達は、上級忍者より中忍の免状を手にする迄となっていました。最近はゲームばかしで気が緩んでいるように見受けられるで、喝をいれて貰うには良い機会だと思ったのでした。

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東京湾や水路での遊覧船は過去に大雨による増水、強風で運航停止(当日キャンセル)を何度も経験した事があります。安宅船の乗船日の前の晩に強い風が吹いていたのでキャンセルもありかと不安になりましたが、当日は雲ひとつない上々の天気を迎えることができました。日の出桟橋で走り回る子供達と船が来るのを待っていると、晴海方面から遠目にも目立つ朱塗りの和船が向かってきたのです。

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全長50メートル、横幅11メートル、目を惹き付けられる真っ赤な和船がゆっくりと桟橋に接岸してきました。安宅船は現代で言うところの軍艦で、三代将軍家光によって豪華絢爛に完成させられた安宅丸は和船の巨船でした。その御座船(ござぶね)安宅丸(あたけまる)を模したのがこの船です。

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安宅の字はどうしても能楽の演目でもある”あたか”としか自分は読めず、乗船当日に料金徴収係の方にも”あたかまる”と自分は言っていたと妻から指摘を後で受けてしまいました。安宅といったら弁慶と富樫が争う安宅の関での安宅(あたか)だろうと言うと、ここに”あたけ”と書いてあると安宅船パンフレットを見せられて訂正を迫られてしました。

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係の人の案内を受けて堰を切った様に乗船すると、忍者の舞の最上席を確保すべく乗船後直ぐに1階の老松を描いた「御座の間」の舞台前を目指しました。殆どの参加者が船上からの展望を求めて階段を上りデッキに向かっていたので、自分達は一番前に陣取ることができました。 外観同様に内装も将軍船を模した観光船らしく凝った造りになっています。

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「貴賓の間」は何処で見た気がすると思っていたら、ななつ星やウミセミ・カワセミ等で有名な水戸岡鋭治氏の手によるものだそうです。この船は昭和63年に瀬戸大橋開通を記念して岡山の両備グループが造った船で、東京湾での観光船として就航にあたり大幅な化粧直しをしたのでした。

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走り回る子供達を見張りながらだったので、甲板に出れたのは短な時間だけでした。日の出桟橋を出発して暫くしすると、晴海埠頭で「PUBLIC LABO」が開催されており随分ドンチャカと賑やかそうです。真っ赤な和船はやはり目立つらしく、対岸から此方に手を振ってくれる人が多数いました。

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豊洲市場を横目に過ごし、レインボーブリッジを仰ぎ見てお台場方面へ向かっていきます。フジテレビ本社、ヒルトンお台場、グランド日航東京、船の科学館と東京湾のランドマークとなる建物を海上の船の上より、いつもと違った視点で眺められるのでナカナカ楽しめます。

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今回のメインイベント「安宅丸の忍者が教える忍者の舞」の時間がやってきました。忍者の登場と共に「ズコー」と大声で言って、盛大ズッコケポーズをしたのはうちの娘。音楽とともに伝授して貰える秘伝の舞をまず披露。どうやら、安宅丸での演出を仕切るオフィスピエロ代表の森健太郎さんが忍者服を着て...以下省略。

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印を結ぶポーズから始まる忍者の舞。ノリの良い笛と太鼓の音楽に合わせて、跳ねてはパンチ&ハイキック。一回転して決めのポーズとごく簡単な踊りの繰り返しでしたが、参加していた子供達は皆イケイケで、うちの子供達も充分以上に楽しんだようでした。参加前にはハリボテ船での子供騙しイベントかと実は内心では思っていたのですが、忍者さんの子供の扱いの上手さが特に素晴らしく、参加してみて良かったと思えるイベントでした。

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安宅丸を下船してからも、パンチ、パンチ、キックと習った忍者の舞を子供達は海辺で繰り返していました。親が求める記念写真の撮影にも、自らこんなポーズを決める程に楽しかったようです。