釣船茶屋ざうお(所沢店)、大漁でこどもは笑って&親は泣く

 

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義母と合流して以前より気になっていた釣船茶屋「ざうお」に皆で訪れてた時の話しです。ざうおは店中で魚釣りができ、釣った魚をその場で調理してくれる有名なお店らしく、ワイワイガヤガヤと孫が騒ぐ姿が一番の楽しみである親との食事にはうってつけの場所だと考えたのでした。国道463号にある所沢店までクルマを走らせ、予約なしの飛び込み入店。

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倉庫のように大きい建物の小さな入り口をくぐると、いきなり大きな木造船が目の前に現れて驚かされました。船の周りは水が張られて生け簀になっており、沢山の魚が泳いでいるのでした。船の後部から甲板上にあがってみると、そこは椅子とテーブルがならんだ食事処になっていました。大漁旗や提灯も飾られており、少しお祭りのような気分です。

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甲板から生け簀を覗き込んでみると鯵や鯛が泳いでいる姿が見えました。初めての訪問だったのでシステムがまったく理解できていないので、店員さんから色々教えてもらいまいた。当たり前ですが、釣り上げた魚は必ず購入する必要があるのですが、その値段を見て少し驚く事に。1匹あたり鯛2,380円、鮃2,980円、鯵680円、縞鯵3,885円ナリ。調理方法は刺身、焼き魚、煮魚等いろいろお好みで選べ、調理方法によって無料もあれば有料もあるのだとか。まだ昼食を取っていないので、釣らなくても食べられるセットメニューと釣り具レンタルセットをまずお願いしました。

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ざうおは福岡に本店を置く企業らしいのですが、もとは飲食や鮮魚を扱う業種ではなく、アパレル関連企業だったのだとか。異業種参入よして福岡でレストランのお店を出し、店舗数拡大を進めている時に倉庫を改装して生け簀を作ったのが現在のスタイルの始まり。関東には大宮、川口と埼玉県を皮切りに出店を開始し、現在では国内12店舗、ニューヨーク1店舗で営業をしています。所沢店は平成十四年に開店。

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ちなみに、この日の生簀の中は鯛は少なめ、縞鯵が多く釣れているとアナウンスがありました。縞鯵は泳いでいる魚のなかでは最も高額なので、聞いている自分は多分顔が引き攣っていた気がします。一匹680円の鯵を上手く釣らせて、子供達を喜ばせて誤魔化せないかを必至に考えていました。隣の席では見事な鯛を男の子が釣り上げて大盛り上がり。これを横目で見て、華のある鯛が釣れるとコチラも盛り上がり、子供達が喜び、それを見た義母も喜ぶだろうと脳内緊急予算会義で追加予算計上が可決されたのでした。

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まず、ひっかけ釣りにて堅く鯵を狙わせます。取り敢えず何か釣れば子供は満足するので、その後のコントロールを容易にするのが狙いです。息子は調子に乗ると数万円単位で釣り上げそうなので、こいつを制御可能な状態にするのが最重要課題。この日は義母が一緒なので強制ストップを掛けても「もっと釣ってよいと」解除されてしまう恐れもありました。鯵の生け簀から何故か鮃(2,980円)!?を釣り上げる息子。もっと釣れと孫を煽る義母。隣の生け簀では娘がサザエを釣り上げており、何故かサザエ2個を同時にお釣り上げ。予想していた脱線コースをもの凄い勢いで進行している気がしてなりません。弾丸特急、ブレーキ絶賛故障中...

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正面に置いて左向き、口に鋭い歯があるのが鮃、その反対なのが鰈。その違いは小魚を襲う鮃と虫類を食べる鰈の差からなり、食べた時の味にもその差が現れています。鮃は上身背・腹、下身背・腹、骨の5つに分ける5枚おろしが求められる魚です。先程息子が釣り上げた鮃は刺身と唐揚げ+骨せんべいとなりました。カルパッチョやムニエルも食べたいぞ。

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そして、予想通りに縞鯵(3,885円)も釣り上げた息子。最初に購入した餌がなくなっていたので、お子様プレートのエビの天婦羅から身を取り出して餌にしたのがコツだと力説していました。義母も子供達もとても楽しそうなので、押し黙るしかない妻と自分(T^T)(T^T) レストランから逃げ出そうとして、自分が会計をしに行っていると背後で鳴り響く太鼓。まさかと思いテーブルに戻ってみると、縞鯵を息子が再び釣りあげていました。完全に想定していた最悪コースとなってしまいました。こどもの学校の宿題の週末日記にも、「沢山釣るには天婦羅の海老を使うのが必殺技」と書いてあるのを後日発見したのでした。