4度目の正直、早起きして所沢航空記念公園で熱気球に乗れた

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「3度目の正直」の諺もアテにならず、4回目の挑戦をしに定期的に所沢航空公園で定期的に開催されている熱気球体験に行って来ました。当日の早朝にまず窓を開け、風が殆ど吹いていないのを確認してから再々挑戦するのを決断したのでした。

熱気球は風の影響を大きく受けるので、早朝もしくは夕方にしか通常は上げず、この体験搭乗会も整理券配布が朝6時50分からと朝が早いイベントです。いつもの通りに寝ている子供をクルマ後部座席に放り込み、朝5時に自宅を出発しました。

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所沢航空発祥記念館の駐車場にクルマを入れました。駐車したのは午前6時30分前だったはずです。天候で挫折したものの、過去に3度も来ているので熱気球を上げる場所はよく分かっています。

木立の向こうに熱気球を膨らましているのが見え、その傍には長蛇の列が見えた瞬間、「走って、列に並んでこい!」と子供に命令したのでした。

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ホームページ上では定員100名とありましたが、ざっと数えても100人オーバーと見受けられましたが、今回は諦めずに粘ることにしました。後で聞いたはなしですが、6時前に既に20組は並んでいたとか。

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行列に並んでいると、 気球の球皮にゴーゴーと熱風を送り込んで膨らませている作業が見えます。 

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そのギャラリーの様子です。何度も来られている方なのか簡易型椅子持参の人、なかには椅子とテーブルのセットで並んでいる家族も見られました。徒歩数分のところに自動販売機とトイレがあるので、子連れでも1時間はなんとかなりそうです。

所沢は南風1.1m/s。以前に気球は3m/sあたりが係留フライトができるか、どうかの境目と聞いた事があり、このぶんであれば大丈夫そうだと一安心。

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バーナーでドンドン熱風を送り込み、気球が更に膨らんできました。熱気球から出ているロープは、気球が飛んでいってしまわないようにと、4方に自動車を重しとして結ばれています。近くの樹木に結ばずに自動車に結んでいるのは、風向により重しのクルマの位置を移動させる必要だからだとか。

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どんどん気球が起き上がってきています。前にロープが張られており、このロープに触れたり、ロープを越えて中に入ろうとしると容赦なく係員の方から注意警告が飛んで来ます。うちの子供も注意を受けていました。

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完全に立ち上がりました! この熱気球を膨らませる作業は子供達にも面白く見えるらしく、うちの注意散漫な子供も釘付けで見ていた程です。

熱気球は実物を近くで見ると横幅で10m以上、縦幅は20mはありそうです。建物だと5階建てのビル程はあるでしょうか? かなり大きいです。気球に書かれている登録番号はJA-A1234でした。

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まずは係員達による試し浮揚テスト。地上の人の大きさから判断して10mぐらいでしょうか? 熱気球は固定翼や回転翼等と違い「飛ぶ」でなく「浮かぶ」ので、優雅さが感じられます。

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浮かぶ力が相当強いようで、新しい乗客が乗り込んでから、すでに体験した乗客を降ろすスタイルでした。地上に接地している間は、緑の服を着たスタッフが2名重しとして掴まり、気球が飛び上がらないように押さえ込む程浮力があるようです。

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前客が次々と浮かんでいるのを見ていると、5-8名ぐらいを1度に乗せていており、1回のフライトは離陸から着陸までの計測で4-5分程でした。

途中で係員が「本日は200人で打ち切りしました、子供のみの飛行、妊婦の飛行は不可。天候により中止もないこともないが、頑張って全員に飛んで頂けるようガンバっている」とマイクを使って大きな声でで説明をしていました。

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やっと芝生エリアまで到達です。並び始めてからここまで来るのに1時間程で、自分達の整理番号は120番台でした。HONDA主催のバルーンイベントや羽生、東京湾岸での体験搭乗イベント宣伝もあります。

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前方の青いテントで体験搭乗の支払いをします。大人2,000円、子供1,000円(幼児は無料)です。親子参加が殆どに見えたので平均1,500円 x 200人=30万円と算盤を弾きましたが、前回と前々回は天候不良で開催できずだったので、なかなか難しいところのなのでしょう。燃料のLPガスも体験搭乗会のように上下運動を繰り返すのは結構消費しそうです。

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この日も大雨こそ降らなかったですが、途中で小雨がパラつくなど、途中で体験搭乗中止になるのではないかとハラハラする場面がありました。8時の段階で西北西の風1.1m/s。芝生の白いシートが想定着陸地のようでしたが、こんな微風でも此処に着陸したのは1度も見られませんでした。

曇り勝ちの風の起きにくい絶好の天気でしたが、たまに晴れ間が覗くと遮るもののない灼熱地獄。雨を受けた芝生の傍というのもあり、高温多湿で修行のようななか、じっと堪えて順番を待ち続けます。

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自分達の直前の人達が上空に上がると、遂に自分達の順番がまわってきました。所沢公園に到着してから既に約2時間待ち。前3回の無駄足と併せて、報われる時がやっと来たようです。

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搭乗エリアに入って良い合図を受けると、子供たちが待っていましたとばかりに早足で熱気球に駆け寄って行きます。

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軽い子供達が降りてきてゴンドラ内に出来たスペースに次の乗客が入り、数人降りる→補充するように乗り込むの繰り返し。浮き上がらないようにと左右からスタッフが体重をかけています。

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乗り込んで見ました。固定/回転/滑空機に継いで熱気球の「免許/技能証明」も取得したいと過去に考えた事はあったものの、本物の気球に実際に乗るのはこの日が初めてです!

球皮を内側から眺めると、佐賀のバルーン博物館でシミュレーション体験をしたのと同じくバーナー下に、火力調整するレバーが見えました。体験搭乗会で操縦しているパイロットは、この5分程の短いフライトを「タッチ&ゴー」のような内容でログブックに記入するのか等考えてしまいました。

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浮かび上がりました! 20m程でしょうか? クルマがオモチャのようです。子供も面白いらしく、地上の小さなくなった人達に手を振っていました。子供の後ろに立っている自分の頭上にはバーナーがあり、コーと音がすると熱波を受けたような暑さが背後から襲ってきます。

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富士山が見えるぞと周囲より聞こえ、西側を望むと白いタワー横に富士山の勇姿が。富士山を愛している息子が大喜びで、上空から「富士さーん、富士さーん」と声をかけ続けていました。

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一番高く浮上した状態で真下を写してみました。かなり高さを感じます。4回目の挑戦にして熱気球にやっと搭乗することができました。2時間待ちで5分だけの浮上体験でしたが、親子共に楽しめました。子供も学校の宿題・週末日記に体験搭乗の事を書き、富士山が見えて嬉しかったのと、熱気球の火が暑かったと感想を記していました。