スターフライヤーSFJ024(関空→羽田)コロナなかりし頃の唯の空旅

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さてさて、実際に搭乗してからだいぶ時間が経過してしまいましたが、今回は関西空港から羽田空港までをスターフライヤーで移動した時のことを書いています。東阪間の移動は現地での時間を最大化する為に、東京→伊丹/神戸/関西を朝イチの航空便で移動し、復路の関西→東京の移動は新幹線最終便というのが自分のお決まりのパターンで、訪問先により伊丹に飛んだり、神戸に飛んだり、関空に飛んだりしています。

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夕食を現地で一緒にとなると日帰りでとはいかず、数ヶ月に一度のペースで1泊2日となってしまい、この時は関空ー羽田間に就航しているスターフライヤーのマイルが関空→羽田移動に必要な分がちょうど残っていたので使ってみたのでした。関西空港を出発する時間帯も午後2時台を選んでいたため、朝早くに起きて荷物を纏める必要もなく、帰宅が遅くもならない一日を移動だけに使うには最適な時間帯でした。

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空港を離発着する多くの旅客機の塗装は白をベースとしたものが一般的なのですが、異端な外観を自慢としているスターフライヤー社の真っ黒。登場時から10年以上経っても変わらず、そろそろ制服だけでなく機体デザインも新しくしなくてはならないのではないかと思うのですが、昨今のコロナ禍で大打撃を受けたであろうスターフライヤーにそんな余力がある筈はなく、当面はこのままとなってしまうのでしょう...

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もうだいぶ時間が経過してしまったので記憶があやふやなのですが、事前の座席指定を忘れてしまったのか、主翼に吊り下がった大きなエンジン横の席となっていました。航空機のエンジンの音が聞き分けられるぐらいの好事家であれば良かったものの、そのような趣味は自分にはなく、視界の1/3が主翼エンジンで占められてしまう座席でガッカリです。

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更には関西→関東までの殆どの区間が雲上飛行でしたのでした。積乱雲がモクモクと夏らしい空と深い蒼色の空を眺めるのも悪くはないものです。自分が住んでいる関東平野で見上げる星は遠く感じるのに、長野などの高原地や離島で見る星は近く感じます。高原地より数倍は高い空を飛ぶ旅客機の機内から見える星は自分には何故か遠くに見えます...

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中央に映るノッポな塔は日本で一番高い建造物・東京スカイツリー(634m)です。奥には墨田川が、手前には総武線と平井大橋が掛かる荒川/中川が東京湾へと流れるのが視界に入る城東地区より目的地の羽田空港へと向かっていました。霞のようなモヤモヤの向こうには無数の高層ビルが乱立しており、東京の市街地が見渡す限り広がっています。

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新木場の貯木場がエンジン横に写っています。主翼の下の新木場地区には倉庫/運送業が集積しており、100社以上の木材業を営む会社もこの地区に集まっている地区です。戦後の日本の木材輸入における丸太から加工品へ移行は、木材供給各国の丸太から完成品輸出への戦略転換により起こり、貯木場をガラ空きともいえる状態にしています。米中の旺盛な木材需要に日本は木材調達に買負け続けており、国産木材の需要回復が近い将来あるのかとも考えるも先行は不安...

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中央防波堤上空よりお台場を右舷に眺めながら、第一航路を渡り。間近に飛行機が見えると航空ファンに有名な城南島海浜公園をかすめて羽田空港のA滑走路22に着陸しました。東京港は東京湾内の他港と異なり、海岸線に入り込んだ場所に無理矢理作られた異質な港。倉庫群の配置を上空から見ると非常に興味深いです。

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旅客機は沖止めとなり、降機はタラップを使って革靴をカツカツと言わせながらでした。新型コロナウィルスが流行し続ける現在は国際線のみではなく、国内線の多くが旅客需要の低迷を受けて欠航となっています。我が家でも楽しみにしていたロシア極東地区や沖縄への三世代旅行もキャンセルとなり、4ヶ月近く旅客機/新幹線移動をしないどころか、長期に渡って学校休みなった子供達と外出自粛の日々を過ごしていました。このような事が起こるとは想像すらしていなかった頃の、長閑なフライトでした。