狭山お茶摘み体験フェスタ2018、埼玉県茶業研究所でお茶摘み体験

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埼玉県に行って参りました! 左右に茶畑が広がる様子は静岡か鹿児島と言った感じの風景ですが、ココは埼玉県西部にある入間市の茶畑です。この日は妻と娘が観劇で1日外出中だったので、土曜日の習い事を終えた息子を連れて埼玉県の施設・埼玉県茶業研究所にクルマを飛ばしてきたのでした。

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日本では規模のごく小さい場所も含めれば、沖縄から北海道まで日本全国でお茶は栽培されています。南方の植物であるお茶は寒いのが苦手なので、一定以上の規模を持つ茶畑が見られるのは武蔵野台地で狭山茶が育てられている埼玉県が北限。上の地図に平成29度ベースの生産量上位5県を並べて見ました。北海道や東北、北陸、甲信越等の寒冷地の名前は見えず、年間生産量が700トンしかない埼玉県は生産量上位県とは文字通りに桁が違うようです。

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一般人お断りのような名前の埼玉県茶業研究所場に来たのは、この日に「狭山お茶摘み体験フェスタ2018」というイベントが開催されると知っていたからでした。自分の子供達もだんだんと物事を理解できるようになってきたので、自分達の身の回りの物がドコから来ているのかを沢山見せようと最近はしています。

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「夏も近づく八十八夜 野にも山にも若葉が茂る あれに見えるは茶摘みじゃないか 茜襷に菅の笠」と1週間ぐらい前より自宅で歌って伏線を張っていました。息子は茶摘み歌とその意味を覚えてくれ、茜色のタスキをした茶摘娘を茶畑で実際に目にした時には「アカネダスキにスゲノカサ!!」と力強く歌ってくれました。

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会場に入ると「狭山茶、狭山茶、カテキンキン」とテンポ良く歌う韓国出身TAONさんのライブでノリノリの子供達。頭に残るリズムで自分も「狭山茶産地は入間 所沢 狭山 川越 飯能 日高 鶴ヶ島 坂戸 ふじみ野 三芳 XXX 秩父 春日部 XXX 白岡 蓮田 久喜 さいたま」とその産地名を歌う歌詞を殆ど覚えてしまいました(2箇所、聞き取れなかった地名ありました)。

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手揉みで煎茶を仕上げる作業を身近に見ることができました。何処かの大きな茶園のスタッフかと思ったのですが、「狭山茶手揉み保存会」による実演でした。戦後に機械での茶揉みが急速に普及し、手揉みのお茶を飲めるのは品評会クラス等になったことや、狭山茶は寒さで葉に厚みがあり味が濃いこと等を教わりました。

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茶娘姿だったので狭山茶のゆるキャラだとはじめは思った狭山市の公式イメージキャラクター「七夕の精霊おりぴぃ」。狭山市入間川の七夕祭りを由来に持ち、織姫から遣わされた七夕の精霊(身長15センチ)なのだとか。おりぴぃ横に立つ赤いTシャツを着ている息子は、着ぐるみのナカの人を見ようと裾から攻めていました…。

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静岡県島田市に本社を置く寺田製作所の茶葉摘採機!  22馬力のスバルエンジンを搭載し、1時間で最大10町歩もの作業能力を有するモンスターマシンです。1町歩(1,000m x 1,000m)で一番茶なら4,000キロ程(荒茶にすると800キロ)収穫ができる計算で、人の手で茶摘みをすると同じ1時間での茶葉収穫は1-2キロ程と言われるのを考えると凄い差です。

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茶摘み体験の時間が来たので、係員の先導を受けて茶畑のなかを歩いて作業現場に向かいます。北の産地である狭山茶の畑には防霜よけの扇風機が設置されています。これはお茶の新芽が寒さに耐えられず枯れてしまうのを防止するもので、高いところの空気を地面に送るために設置されており、他産地では見られない特徴となっています。

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係の方から説明あった採り方は、まだ葉とならず芽の状態の先端とその下2枚をプチッとする一芯二葉。難しいことは特になく、 ドンドン採った茶葉を配られたビニール袋に詰めていきました。この日に収穫したのは「さやまみどり」と云われる昭和28年に登録された品種(茶農林5号)で、産まれはナントここ埼玉県茶業研究所!!  全国の7割以上で現在も生産されている「やぶきた」が茶農林6号なので、やぶきたより先に生まれた先輩格に当たる茶業でした。

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息子と二人で猛烈な勢いでビニール袋を満杯にして、一番に茶畑から出ていきました。この日は暑く、遮るもののない茶畑での作業で喉が乾きました。息子は寄居から出店されていた方のブースで飲んだ冷茶がいたく気に入っていたようで、茶摘み後にもスグにそのブースへ。自分は上の写真右奥に見える建物内のお茶の生産ラインが気になったものの、工場内はイベント時でも非公開でした。

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埼玉県のマスコットキャラ「コバトン」の茶娘姿。衣装は特注なのか、誰かが夜なべをして拵えたのでしょうか? 息子が写っていませんが、コバトンの反対側で腕の裾からナカの人を覗こうと嫌がらせをしていました。度が過ぎるようであれば注意するところですが、直ぐに飽きて次の目標を探しに行ってしまいました。

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納屋のなかでは、電子レンジ&ホットプレートで自宅できるお茶作り講座が開催中。ここでの説明を覚えて、帰宅後に娘も参加でお茶造りを早速してみました。手順通りにやったつもりでしたが味は煎茶というよりは焙じ茶になってしまいました。子供達の「狭山茶、狭山茶、カテキン」ソング&自作ダンスと一緒に、自分達の造った狭山茶を家族で愉しくいただきました。