あの頃の別天地を感じさせる、大阪千里の「千里阪急ホテル」に宿泊

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大阪府に行って参りました。大阪には取引先が複数社あり、ここ数年は毎月の様に訪れています。夕食を現地で一緒にする場合などは現地1泊する時もあったりします。今回は上の空中写真に映っている大阪北部・千里中央にある阪急阪神第一ホテルグループの「千里阪急ホテル」にお邪魔しました。

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千里中央駅から程近いところに目的地の千里阪急ホテルがありました。正面から見る感じでは高原のリゾート地にあるホテルの様な佇まいをしています。大阪万博が開かれた年の昭和45年(1970)に開業し、今年で50年を迎えるホテルです。これまで大阪北部で宿や食事を取る機会は殆どなく、今回がこの地域だ初めての宿泊となりました。

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正直に告白すると、自分はこの「千里阪急ホテル」を日光の金谷ホテルや、上高地の帝国ホテルと一緒の戦前より営業を続けている通称「クラシックホテル」の一群のひとつだと勘違いしていました。それに気が付いたのはクルマでホテルに向かう途中で、「万博時に開業ということは戦後だいぶ経ってからか...」と思い至ったのでした。

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ホテル玄関部分です。ホテルの建物は全体的に落ち着いて好ましい雰囲気です。オレンジ色の大屋根と表情を付けた白壁、パターンが階によって違うタイルが印象的で、現在のように多くの集合住宅が立ち並ぶ前の緑深い背景地があった時にはさぞかし輝いていただろうと容易に想像ができます。

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ホテルのロビーも落ち着きと華やかさが同居していました。ホテルには高層の西館とカーブを描く建物が特徴的な東館の2つの建物が敷地内あり、開業当時の建物である東館にあり、2018年に客室リニューアルをおこなったばかしの和洋室を予約時にお願いしていました。洋室より和室派なので...

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 その和洋室内の様子です。30平米ほどの空間に「和モダン」と名の付くことの多い彩度低めな部屋。寝床、居間の調度品が極力低く抑えているのでか、実際の大きさ(30平米程?)より広めな空間であるかの印象を受けました。室内にある洗面台と風呂場は独立しており、風呂場には洗い場もあったので、幼児連れに向きそうな部屋だと感じました。

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北浜での会食を終えて、30分程電車に揺られて千里中央へと戻ってきました。このホテルは此処が見どころだと宣伝される建物ではないので、肩肘張らず散策できるのがまた良いところです。ホテルの設計は倉敷アイビースクエアの設計者として知られる浦辺鎮太郎氏。夜の玄関口もそこはかとない色気があり、写真左側の連なった方形の雨避け屋根が傘を拡げたから形をしていて面白いなと思いました。

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机の足の部分が掘りごたつの様になっている場所に半分埋まっている珍しい机で朝食まで仕事をこなしていました。部屋は東館の中央辺りに位置するようで、部屋の窓からはホテル敷地北側に広がる千里東町公園の緑地が見えました。千里阪急ホテルは婚礼に力を入れているらしく、赤屋根の建物の後ろにある結婚用会堂やホテル中庭での結婚式を写した写真を使った宣伝がホテルのあちこちに掲げられていました。

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西館1階にある「カフェ&バイキング シャガール」で朝食頂きました。大阪市中のホテルは急増する海外からの観光客に合わせた品揃えをする場所が増えていますが、こちらは旧来からの日本人主体として出される朝食ビュッフェで、これはこれで良いなと思えるので不思議です。

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ホテルから伊丹空港までクルマで15分程。1番上に貼り付けた空中写真はこの日に伊丹空港発の旅客機から撮影したものです。宿泊した千里阪急ホテルは万博公園や大阪市内にもアクセスが良く、総合的に使い勝手の良いホテルとの印象でした。和洋中と評価の高いレストランに夏にはガーデンプールと館内だけでも子供達と数日過ごせそうなので、次回の大阪への家族旅行はユニバーサルスタジオ近辺ではなく、ここを拠点の最有力候補にと考えています。