イルカに乗って海を泳ぐ、うみたま体験パーク・つくみイルカ島

f:id:tmja:20190421200248j:plain

家族で九州は大分県に以前訪れた時の話しです。アフリカンサファリで金網付きのジャングルバスに乗り込み、ライオンやゾウなどの猛獣に餌やりをしたり、街中がモクモクと煙立つ別府の温泉旅館に泊まったりして家族4人での旅行を楽しんでいました。予備日としていた大分→羽田便に乗るだけの最終日に、何か面白い体験ができないかと妻が見つけた「つくみイルカ島」に行くことにしました。

f:id:tmja:20190421222537j:plain

目的地の津久見市は大分県の県庁所在地・ 大分市の東南30キロ程にあり、イルカ島は豊後水道に突き出た四浦半島の北側に位置していました。四浦半島は河津桜が有名な場所で、目的地近くにも「さくらサービスエリア」があったりと5,000本の桜咲く場所としても有名です。さらに、四浦半島の先端にはマグロ遠洋漁業の基地として有名な保戸島も浮かんでいます。こちらに是非とも足を運んでみたかったのですが、家族旅行なので強行軍は強いられず指を加えるだけでした...。

f:id:tmja:20190410225338j:plain

大分市内からは津久見IC経由で凡そ1時間程のドライブでつくみイルカ島まで到着できました。この施設は高崎山の麓にある有名な水族館「うみたまご」と津久見市の協業施設で、高速を降りてから水族館までの道路整備状況から見ても地元からの支援協力は厚く、高い期待を寄せられているだろうと思われました。つくみイルカ島は陸にある水族館のように地上施設内のプールでなく、本物の海と繋がっている海上施設でイルカ達を育てている場所です。

f:id:tmja:20190421195218j:plain

訪問が日曜日だったので、もしかすると参加枠が残っていないのではと心配して電話で事前確認。つくみイルカ島のパンフレットを見ると、「イルカの体につかまって泳げるプレミアムふれあい体験プログラムです。電話はもちろん、PC,スマホからのWEB予約もOK!  当日参加も可能です。」とあります。1日3回あるイルカと泳ごうプログラムの全ての時間帯で2名の参加可能だと回答を得て、12時30分からの体験を子供2名分の予約をお願いしました。

f:id:tmja:20190410225224j:plain

体験イベント参加まで時間があるので、施設内を散歩しました。イルカに、ペンギン、アザラシ等が手を伸ばせば届きそうな距離におり、水族館でよく見るタッチプールもありました。長男はヒトデを素手で捕まえたりしても平気なようですが、怖がり長女は距離を置いてみているだけでした。上の写真の電動イルカボートに乗ってのイルカ餌やり体験は自分達もしたかったのですが、自分達の参加する体験プログラムの開始時間が迫っておりやむなく断念。遠から見ていても右に左にとイルカが追走していて、イルカとの距離が近い近い...羨ましい限り。

f:id:tmja:20190410225230j:plain

f:id:tmja:20190410225241j:plain

子供達をウエットスーツに着替えさせ、まだ暫く時間があったのでイルカショー見物。大分のマリーンパレス水族館「うみたまご」で芸を披露するイルカ達はこの津久見の施設で事前訓練を受けているそうです。大都市近郊にある水族館だとイルカショーはとても混雑するものですが、ここイルカ島はアクセスに時間を要する場所だからか、訪問した日の天気がいまひとつだったのか見学者は3-40人程しかおらずで、長椅子に腰掛けながらユッタリと見られました。

f:id:tmja:20190410225217j:plain

f:id:tmja:20190410225251j:plain

この海上に設けられた生け簀(プール)が今回のイルカと泳ごうキッズの会場です。生け簀の深さは解らなかったのですが底にはネットが張ってあり、溺れ防止策となっていると聞きました。なんでも先陣を切るのが好きな息子はウェットスーツに着替えるや否や走り出して、一番乗りを果たしイルカさんからの歓迎を受けていました。

f:id:tmja:20190410225259j:plain

f:id:tmja:20190410225306j:plain

キッズ向けプログラムは4~7歳向けとなっており、インストラクターより大まかな流れの説明を先ず受けました。最初はイルカに触れ合い体験からスタートし、背びれに掴まってプールを大回りで一周をします。舵の役目を果たす胸ビレには骨が入っていますが、左右バランスをとる背ビレと推進力を生む尾ビレは筋肉でできており骨は入っていません。

f:id:tmja:20190421195147j:plain

f:id:tmja:20190410225312j:plain

背鰭を掴んでいる手を子供が放してしまわないか見ている親としてはドキドキでしたが、振り落とされずに息子は帰ってきてくれました。娘は背ビレに掴まっての生け簀一周に挑戦しているあいだ泣き続けていて、それを見守っている親は気が気でありませんでした。ナスの皮の様な背中のイルカ。

f:id:tmja:20190410225319j:plain

イルカに与える餌ポットです。イルカ達は1周する毎に、乗せてもらったイルカに子供達よりお礼として餌をポイッと投げて貰えるのです。一緒に泳いでくれた”ムサシ君”はこの施設で一番大きい男の子のイルカで、1日15キロも食事をするのだとか。実は病気で左目を失ってしまっています。

f:id:tmja:20161019135826j:plain

f:id:tmja:20161019135827j:plain

f:id:tmja:20161019135829j:plain

次は胸ビレに掴まっての一周です。背ビレにはナントカ掴まっているという感じがしていましたが、胸ビレを掴んでの状態はイルカに乗っている感じがするので見ていて安心できます。息子は背ビレ/胸ビレとも楽しめたようで、出発してから戻ってくるまで始終笑い声が聞こえていました。娘は背ビレの体験で大丈夫と感じたのか、2周目には息子同様に笑顔で戻ってくれました。

f:id:tmja:20190410225326j:plain

「イルカと泳ごうKIDS」体験コースの最後に、参加した子供達全員でイルカのムサシ君とバイバイ、バシャバシャのご挨拶をしました。息子と娘の二人とも楽しめたようで親としても満足。妻も自分もこんな体験をしたことがないので正直羨ましいと思う程でした。ムサシ君どうだったかと子供達に尋ねてみると、二人とも「楽しかった&ヌメヌメだった」と感想を述べていました。