盛岡東屋さんにて、卓上の無差別級格闘技「わんこそば」に挑戦

f:id:tmja:20200923110646j:plain

家族で岩手県に行って参りました。目的は「わんこそば」。蕎麦好きの息子の長年の念願だった、蕎麦の食べ放題に挑戦する為でした。息子は神奈川県横浜市にある「わんこそば たち花」さんで過去に一度挑戦して80杯食べた事があったので、今回は更に上を目指すぞと意気込んでの挑戦でした。

f:id:tmja:20200923110700j:plain

県庁所在地である盛岡市と宮沢賢治で有名な花巻市に「わんこそば」を提供する有名なお店があるのですが、自分達が訪れたのは盛岡の東屋本店でした。最初は花巻のやぶ屋本店をと標準を定めていたのですが、妻からの猛反対を受けて変更したのです。なんでも、学生時代に花巻に旅行で訪れた妻は、やぶ屋で頼んだ天丼にあたって救急車に乗った過去があるので、絶対に行きたくないとのことでした。

f:id:tmja:20200923110652j:plain

f:id:tmja:20200923110656j:plain

盛岡の東屋さんは料亭・大清水多賀の支店として明治四十年(1907)に営業を開始。既に100年以上の歴史を誇る盛岡を代表するお店のひとつで、多くの人が列をなす観光名所となっています。店内には著名人の色紙も並び、柳家喬太郎さん(左下)、桂歌丸さん(中央上の"る")など自分の知る落語家さんの名前も見付けることができました。

f:id:tmja:20200923110704j:plain

当初は息子と妻だけが参加の予定だったのですが、土壇場で娘も参加したいと言い出して三人参加になりました。「20杯ぐらいは食べれると思う」と言う娘は、この手のアホ行事とは普段距離を置くので珍しいと思い許可。東屋さんの紺染め前掛を装備して卓上の格闘技に望むのでした。今回は息子に150杯に達したら任天堂スィッチと好きなゲームソフト1本を買ってあげると約束をしたので、息子は真剣勝負だと気合いを入れていました。

f:id:tmja:20200923110708j:plain

蕎麦が供される前に机に並んだのは胡麻、海苔、漬物などの薬味。わんこそばを多く食べるには蕎麦ツユを極力飲まずに、蕎麦単体の味に飽きを感じたら薬味で気分を変え、時間を置かずに短期決戦と言ったところがお決まりなのだとか。 わんこ一杯の蕎麦は8g程で15杯で一人前換算となるらしく、歴代記録では500杯を超える猛者もいるものの普通は50杯程でギブアップのだそうです。

f:id:tmja:20200923110622j:plain

食後に秋田湯沢までの運転が控えているので、お腹いっぱいで眠くなると危ないので自分は「わんこそば」は辞退。頼んだのはスダチ蕎麦でした。妻子供の大食い選手権をツマミにしてチビチビ食べるといった塩梅です。

f:id:tmja:20200923110711j:plain

f:id:tmja:20200923110619j:plain

蓋を開けたら勝負の開始。自分達の机に付きっきりで給仕をしていただいた女性の「はい、どんどん♪ じゃんじゃん♪」との掛け声に急かされるようにして、次々と足される蕎麦を食べていきます。蕎麦は飲み物と豪語してスタートした息子。

f:id:tmja:20200923110629j:plain

f:id:tmja:20200923110625j:plain

次々と朱色のお椀が積み重なり、15杯で一棟の高層ビルが建ち、高層ビル群の様になっていきました。カパン、カパンとお椀の音とともに娘の顔が見えなくなるまではアッという間でした。蕎麦ツユごと飲み込んでハイペースで食べ始めていたものの、たいした杯数を食べられないだろうと高を括っていたのですがペースは落ちず、途中からは女給さんから「無理しなくてもいいのよ」と宥められながら食べていました。

f:id:tmja:20200923110633j:plain

f:id:tmja:20200923112931j:plain

今回のわんんこそば挑戦の主役の筈だった息子は早々に白旗を振り、終了のサインであるお椀のフタを閉じて100杯に届かずでギブアップ。妻は110杯で少し余力を残して終了しました。マイペースで食べ進んだ娘は、本人予想の3倍を上回る70杯の記録を残したのでした。自身の不甲斐ない結果に息子は拗ねてしまい、娘は反対に気分を良くして勝負の幕が降ろされました。我が家は子供に大甘なので、息子の健闘を讃えて下の写真の様に結局はなりましたとさ...