Z-1グランプリ競技109m本コース(宇和米博物館)、雑巾がけ家族大会

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家族4人で愛媛県に行って参りました。妻、息子、娘の3人にとっては初めての愛媛県です。愛媛県を訪れたと言っても、実際には高知県から広島県に抜ける途中に高速道路を降りて立ち寄ったと表現した方が正しいのでしょうが、愛媛県の地をしっかりと踏んだのでした。松山自動車道・西与宇和ICからほど近い場所に今回の旅行でどうしても訪れたい場所があり、午前中に四万十川でカヌーを楽しんだ後にクルマをカッ飛ばして到着。お腹を皆グーグー鳴らせていました。

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そのどうしても訪れたいと思っていた場所は宇和米博物館です。建物に足を踏み入れてみると、長い、長い、真っ直ぐに伸びる磨かれた廊下が目に飛び込んできたのでした!! ここには昭和三年(1928)に建造された旧宇和町尋常小学校旧校舎が綺麗な状態で保管されており、現存する木造学校のなかでは国内で最も長い109メートル廊下があり、それが12の教室を結んでいる光景を一目見たいと思っていました。昔の生徒達は一間幅の廊下と同じ幅の土間の部分に靴を揃えて教室に上がっていたはずなので、どの教室の生徒達の行儀が良いか/悪いかが一目瞭然だったに違いありません。

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宇和はリアス式海岸と周囲を山々に囲まれた小さな盆地で、九州よりの火山灰や山間の土砂を宇和川が運びできた扇状地となっています。ここには耕作に向いた豊かな土壌があり、遺跡からの土器等の発掘品からの推測で弥生時代初期より稲作が早くより盛んだったようです。西予市は東西に長く、西に宇和海に面し、東には四国カルストで有名な山地と多彩な地形を有しています。また、高速松山自動車道、国道56号線に高松から松山を経て宇和島に至るJR四国予讃線と主要交通機関が集まる要地とも現在はなってもいます。

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窓越しの向こうに見える学校は西与市立宇和小学校で、宇和米博物館として移築された109メートルの長い廊下持つ建物は昭和六十三年まであそこで現役の校舎として使用されていました(上の写真)。新校舎建設時に旧校舎の保存の是非が問われ、賛否あるなかで講堂、第1校舎、第2校舎の三棟が当地に保存される事が決定。現在の高台の地面に三年の年月かけて移築されたのでした。

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宇和町はドイツの医師/博物学者であったシーボルトの高弟だった二宮敬作や、シーボルト娘・楠本イネが住み、蘭学と云えば宇和島と呼ばれた時期もあった程。旧宇和町尋常小学校(現宇和米博物館)は当時の町長・小林伴三郎がその様な土壌の地に大学をも誘致するとの意気込みで作った学校でした。

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この木造校舎を有名にしたのは、「2004 えひめ町並み博」の企画イベントとして始まった日本一長い廊下の雑巾がけタイムアタックでした。ある観光客より「この廊下雑巾がけをしてみたい...」との一言から着想を得て実行された企画でした。受付のある101部屋に置かれた黒板には幼児、低学年、高学年と年齢別に書かれたタイムがあります。息子のヤル気スイッチを押して、雑巾がけを楽しくする為に「この時間より早くゴール出来たら任天堂スイッチプレゼント」と安易な約束を息子としました。さすがに歴代一位と同じ時間は無理だろうと妻も合意。係の人の説明を聞き黒板に書かれているには"平均タイム"だと気が付き、慌てて目標タイムを変更して雑巾がけ家族大会のスタートです。

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各年齢層の歴代最高タイムを係員に確認して、妻と話しをして決めた任天堂スイッチ獲得タイムとしたのは35秒以内。期待に胸を膨らませて、意気込んで廊下を裸足で歩く息子の後ろ姿です。競技場はモチロン109メートルの廊下で、1回目の挑戦はダッダッダッダッと右足と左足が交互に廊下を蹴る音がリズミカル響き渡り、ビデオ撮影で録画時間を見えていた自分には「あっ、このペースだと本当にスイッチ獲得だ..」と歓びながら実は見ていました。その息子の雑巾がけの様子は下の動画の通りで、記録は惜しいことに37秒90でした。最も早い高校生や20代男性平均タイムより圧倒的に早く、危うくゲーム機を買わされるところでした(*Ü*) 年齢別でみると過去最高記録とまでは行かなくとも、それに迫る数字であったのは流石は体育抜群の成績の持ち主です。

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この雑巾がけレースですが、Z-1と絵柄の入った公式雑巾を用いて、廊下の壁に片足を付けてスタートするだけの簡単なルールとなっています。身体が小さく、瞬間馬力出る子供が比較的有利となるらしく娘の1回目の記録は1分05秒。こちらも小学生高学年の平均タイム並と好成績です。妻と自分もこの過酷な競技に挑戦しましたが、雑巾がけの姿勢で前進しようという強い意思はあるも、途中より膝はガクガクとなり娘の記録にすら及ばずでした...。

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2回目の挑戦でも目標タイムに及ばずで、「お腹が空いているから力が出ない...」と言い訳をして力尽きた息子。最終的頂いた賞状に書かれていた記録は37秒90でした。廊下の端から端までを走るだけであれば大した事はないのですが、前傾姿勢で突き進むのは思った以上に大変です。実際にやってみて気が付いたコツとしては、Z-1雑巾に体重を載せると遅くなってしまうので、実際には"雑巾がけ"をしないで廊下を滑らせていく感じでしょうか...。

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右手が雑巾がけレースをした109メートルの廊下がある第1校舎(1-4年生の学舎)。一段高い左手の校舎は第二校舎(5/6年生の学舎)で、第二校舎奥には講堂も少し見えています。上の写真の御飯2種はLoca cafe(廊下カフェ)で供された沖縄県産の新米でした。さすがは米博物館と名乗るだけはあり、本州では珍しい沖縄米が出てきて嬉しくなってしまいました。家族4人で美味しいお米を頂き、激しいデッドヒート見せた?家庭内Z-1レースを無事に終えることができました(*Ü*)/