大韓航空KE834/719(瀋陽→仁川→羽田)仁川経由で帰国しました

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中国での仕事も終わり、運良く帰国日が自由時間となりました。クルマを一台チャーターして満州帝国最後の都「通化」へ日帰り旅行をしようかと考え、ホテルスタッフと相談するも片道3時間を要する距離らしく、行って帰るだけとなる事が判明して諦めることに。他に良い代案が浮かばなかったので、ユネスコの世界遺産となった清朝の宮殿・瀋陽故宮を20年ぶりに散歩して空港にやって来ました。

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瀋陽の空港は戦前より市東部にあった瀋陽東塔空港が使用されていたのですが、増加する航空需要に対応する為に瀋陽市南郊20キロ程に位置する桃仙鎮が新空港の地として選ばれ、1980年代後半に新たに開港したのが桃仙空港です。以前は中国北方航空という瀋陽を拠点とした航空会社もあったのですが、当局の指導で2002年に中国南方航空と一緒になってしまいました。上の写真は瀋陽空港で最も新しく、2013年8月より運用開始した第三ターミナルです。

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この日に搭乗したのは大韓航空KE834でした。16:50分に瀋陽を出発し、19:10分に仁川空港に到着する便です。中国と韓国には1時の時差があるので、実際の飛行時間はわずか1時間20分。朝鮮半島と中国東北部の近さを感じさせられます。

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今回の大まかな飛行ルートはこの様な感じでした。瀋陽を南に出発してから北朝鮮上空を迂回するように黄海上空を飛行して仁川空港へ。そこで、東京・羽田空港行きへの便に乗り換えた後は、羽田に向かって一直線に向かっていました。

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瀋陽→仁川間の座席位置は運悪く主翼の真上。足元に大きな床(主翼)があるようで、宙に浮いているという感覚から離れて座っていられる席なのですが、視界の実に半分が翼で占められてしまっており閉塞感が強いんが難点です。

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夕闇が迫るなか、遠くに瀋陽の街明かりのを見ながらの離陸となりました。仕事で来たのでなければツングース系民族の村々を訪れて、北方民族の暮らしを見たいと願っているもナカナカ良い機会が巡ってきてくれません。昨年同様に3泊4日を一人で自由にして良いと時間が貰えたとしたら、より興味を感じているモンゴルかサハリンに行くでしょうから、満州を訪ね歩くのは実際の距離以上に遠く感じられます。

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陽が落ちて、真っ黒な景色しか窓から見れなくなってしまったので、大韓航空の機内食を気晴らしにと撮ってみました。大韓航空ではマッコリが頼めるとどこかで聞いた事があったので試してみようと思うも、食事セットの配膳を終了した後には飲み物を配るCAさんは誰も通らず...、次の機会でとなってしまいました。

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仁川空港着陸前に前席背もたれにあるモニターで、瀋陽空港から仁川空港までの飛行経路を往路と同じく確認しました。予想の通りに北朝鮮の上空は飛行できないので、大きく迂回をして遼東半島から弧を描くような飛行ルートとなっていました。

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南側から仁川空港のある永宗島にアプローチ中、右手に長さ12キロのライトアップされた海上橋梁・仁川大橋が見えました。ピンク色をした主塔は200メートル以上の高さがあり、実際に仁川大橋の道路から見上げた主塔は巨大でした。

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瀋陽からの飛行機は出発の遅れを回復できずに19時59分に仁川空港に到着しました。乗り継ぎ便のKE719は20時30分発と30分しかなく、「これは本当に間に合わないかもしれないぞ」と思いながら走り、そして、走りました。 息せき切らしてKE719の搭乗ゲートにたどり着くと、出発時間が30分遅れていますという慈悲深い御案内...。

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そのおかげで、KE719便に無事に搭乗することが出来ました。この便は元々は羽田空港に22時50分に着く予定で、入国審査→税関検査を受けて23時40分あたりの電車に乗れれば自宅に帰ることができます。この時間帯を越えてしまうと、空港からタクシーでご帰宅コースです。

搭乗した大韓航空の旅客機が実際に羽田空港に到着し、旅客機から降りられたのが23時19分。接地してから降機ゲート到着まで緩慢に滑走しているのが歯痒く感じられてイライラしていました。

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それでも何とか、モノレール・国際ターミナル駅発23時42分発に乗り込むことができました! パスポートが入出国スタンプだらけなので、いつもの通りに「お仕事ですか?」→「はい、そうです」で税関検査を瞬間パスできたのが幸いでした。午前1時過ぎに自宅に戻り、妻と子供達が寝ているのを確認。息子が自分の寝床を占拠してしまっていたので、仕方なく居間で掛け布団に包まりながら寝たのでした。