大韓航空KE831(仁川→瀋陽)B773 マイナス20度の旧満州の大地へ

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羽田空港からの深夜便にて仁川空港に午前4時前に到着し、中国・瀋陽への乗り継ぎの便に乗るために荷物を持って移動中。まだ半分眠っている身体を無理矢理に引っ張っていました。東京から瀋陽までは直行便も飛んでいますが、現地での滞在時間を最大限使おうと目論み、瀋陽に午前9時台に到着できる深夜便を選んだのでした。

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このフライト乗ったのは実は半年程前。平昌冬季オリンピックが開催される前でしたので、冬の五輪を盛り上げるためにと空港内でも色々な場所で宣伝が見られました。上の写真の茶色いクマは座った状態で3メートルはあり、北海道のヒグマも尻尾を巻いて逃げて行きそうな巨大さです。この人形前で記念撮影をする人達の横で自分は、この熊が立ち上がったら5メートルはある恐竜サイズだなと思っていました。

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搭乗するKE831は出発時間が8時5分予定でしたので、大韓航空ラウンジに入り休憩します。自分のデルタ航空のステータスは規定に全く達していないので一般になるハズなのですが、過去に沢山乗ったことへの報酬か今年もゴールドメダリオンを温情更新をして貰っています。大韓航空とデルタ航空は同じスカイチーム属しており、このおかげで大韓航空のラウンジにエコノミー券でも入れて貰えました。

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瀋陽に向かう便は大型機のボーイング777でした。世界中の多くの航空会社が赤か青系統の色を纏っているように(草や土等の自然色は少ない)、大韓航空も青色をコーポレートカラーとしています。古国名の朝鮮をイメージしたかのように、明け始めた早朝の優しい空色と綺麗な機体色です。

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左右ガラス張りボーディングブリッジを歩いていきます。これだけ視界が開けていると、70メートルを超える大型機だというのが近づくにつれて体感でき良いですね。

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この便の座席は左主翼の後ろの窓側でした。さすが大型機で縦にも横にも巨大で全幅60メートルもあります。天候は出発地ソウルは窓の外に見える通りに曇りのち晴れ、目的地の瀋陽は晴れとなっていました。

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離陸する前に座席モニターで表示されていた飛行経路。仁川空港を北に離陸した後は北朝鮮領土の上空を通過し、500キロ程北にある瀋陽まで一直線に向かうルートがアニメーションで表示されていました。眉につばを3回程付けて見直しましたが、モニター上の説明では一直線に向かうようです...。

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滑走路34から北に向かって離陸!  離陸時に滑走路脇に主翼を切り落とされたようなジェット機が展示されているのが目に入ったのですが、あれは一体何だったのでしょうか?  

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離陸後にまっすぐ飛んで行く筈は勿論なく、すぐに左旋回に入り北朝鮮領から距離をとるかのように南西方向へとしばらく飛んでいました。今回は進行方向左側の窓際席に座っていましたが、反対側の座席であれば北朝鮮領土が見られたかも思うと座席指定を誤ったかなと少し思いました。

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黄海上空を更に西に向かい、中国の遼東半島が視界に入ってきました。千山山脈が連なる半島の西端には大連の都市部も見えます。離陸後すぐに中国大陸が見えたので、朝鮮半島と中国東北部の距離はこんなにも近いのかと今更ながらに驚いてしまいました。

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離陸前には仁川空港→瀋陽空港を直線で結んでいたルートが、中国大陸に上陸した頃には弧を描くように北朝鮮領空を大きく迂回したモノへと変わっていました。自分が学生の頃には、日本より欧州へ向かう時はシベリア上空は飛べず米国領アラスカ・アンカレッジ経由で向かっていた気がします。昨今の南北朝鮮の雪解けにより直行ルートが開かれる日も来るのかも知れません。

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旧満州地区こと中国東北部上空。機内モニターによる目的地・瀋陽の気温はマイナス20度と表示されており、窓外の景色も自分の住む関東では決して見られない厳しい寒さを映していました。

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着陸寸前の1枚です。地面が近づくに連れて、暖をとるために煙をあげる住居や雪を被った耕作地が目に入ってきました。地面が近づくにつれ、自分が乗っている旅客機の影も地面で徐々に大きくなり、滑走路06に着陸に西から着陸しました。

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瀋陽は中国空軍の一大拠点だとは知っていたので、あたりを見回して掩体壕(航空シェルター)がないか、戦闘機等の軍用機が駐機していないかで軍民共用空港でなく民間空港だと確認。旅客機が空港ターミナルへと向かう途中で、エンジンスタートを極寒の寒空の下で開始した機体があり、発動機から立ち上る白煙が面白いと感じ撮ってみました。

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現地時間(北京時間)9時54分着。仁川空港空港から1時間52分のフライトを経て瀋陽桃仙空港に無事に到着です。乗ってきた大韓航空の機体の向こう側には、これから成田空港へ向かう全日空の機体も並んでいました。中国東北部は両手の指を使えば数えられる程しか訪れておらずで、行きたい場所が山盛りです。これから2泊3日の仕事の合間を縫ってアチコチ寄り道をしていきます。