大韓航空KE717(済州→成田)漢拏山をグルっと回って出発

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コロナ禍にて世界中の航空会社が消滅の危機に瀕するまでとなり、これまで旅客機に毎月乗り移動していたのが嘘のように感じられます。写真だけ整理して文章を入れていない記事が沢山残っているので、幾つか搭乗記を書いてみました。今回は韓国・済州空港から成田空港まで大韓航空で移動した時の話しとなります。韓国政府より1.2兆ウォンの繋ぎ融資が為されるも、9割以上が運休となっている大韓航空は経営破綻の崖っぷちにおり、気に入っている航空会社のひとつなので、次に乗る機会が来るのかと不安です...

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離陸待ちを待つチェジュ航空、アシアナ航空、大韓航空。普段であれば夕暮れ前に離陸の順番待ちをしているだけの写真なのですが、現状を考えると経営破綻の順番であるかの様に思えてしまいます。日本の4分の1程と小さな国土故に国内長距離路線は限定的で、海外路線売上が9割とも云われる韓国航空会社達。大きな国内市場を持つ日本の航空会社(例 ANAで国内:海外:50%:50%)と比較してもコロナウィルス騒動の影響の大きさは容易に想像できます。

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滑走路25より南西に向かって離陸。方位を表すときは南北が先、地域を表す時は東西が先なので"南西"で間違えないはず。済州空港は世界で最も過密な航空路線(済州-ソウル)があり、その本数は1日200以上にもなります。コロナウィルス感染拡大の終息傾向を受けて、ゴールデンウィーク中の運航本数は250/日を越える過密スケジュールが組まれており、その搭乗率も6-7割になる見込み報じられています。

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済州島の中央の聳える漢拏山/ハルラ山(1,950m)を反時計回りにするようにして、高度を上げながらの出発。雲の上に聳え立つ漢拏山は、面積で佐渡島の2倍以上、大阪府ほどの広さがある楕円形のかたちをした火山島の最高峰です。この山は八幡平と同じく流動性のある溶岩の流れでできた楯状火山で、玄武岩からなる非常になだらかな山容を持っています。

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南側からの主峰・漢拏山の眺めです。山頂部の火口にある白鹿譚と呼ばれるカルデラ湖の写真を狙っていたのですが、高度が足りないのか目にする事ができませんでした。漢拏山は日本からのアクセスが容易で難易度も高くないので老後にでもと思っているのですが、雄大な山容を真近で見てしまうと登ってみたくなるものです。

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漢拏山の東麓にある大韓航空の訓練用飛行場・静石飛行場を空撮したかったものの、西陽が強く何も写す事ができませんでした。更に東へと進むと、漢拏山と同じく世界自然遺産に登録されている水性火山体の爆発でかたち造られた城山日出峰。なんとか写真に収めることには成功です。

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雲の上でしか楽しめない夕焼け空のを飛び、旅客機は東へと向かっていきます。九州から本州に渡る時にはすっかり日が落ちてしまい、真っ暗な闇夜をゴォーッと飛んで行き、1,200キロ先の目的地・成田空港には出発から2時間30分後の午後8時30分に到着しました。老後の楽しみとして考えていた漢拏山でしたが、その雄姿を見せ付けられ、実際に山中での景色を見てみたいとの興味がムクムクと湧いたフライトでした。