Fe☆NEEDS鎌倉本店にて溶接体験、子供部屋の表札を自作してみた

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息子と一緒にふたりで神奈川・鎌倉市に出掛けて参りました。向かった先はFe☆NEEDS(フェニーズ)鎌倉本店という小型溶接機メーカー「スター電機製造」社が溶接人口の拡大を目的として、溶接の楽しさを伝えるために開いた店舗。住宅街の一角にありました。聞き慣れない店名はFe=鉄の元素記号で、Needs=必要を組み合わせた造語のようです。間にある☆マークはそのふたつを溶接して繋ぎ合わせる火花。

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お店は鎌倉駅の西口出て、なだらかな坂道を登ること10分程の場所にあります。お店の北側には通称銭洗弁天の名で知られる銭洗弁財天宇賀福神社が源氏山公園の麓に鎮座しており、訪れた週末には多くの参拝者が歩道を歩いていました。

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 店舗入口で上を見上げると鉄を曲げて造った唐草模様で飾られており、英文でWELDING POINT(溶接点)と掲げられていました。スター電機製造が人や社会と溶接を繋ぐ店を目指しているとの言葉を掲げているのだと感じました。

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妻がチベットの首府ラサで買い求めた厚手のドアカーテンが息子の部屋の入口に掛けてあります。白地の綿布に紺色で古代インドの吉祥印を紺色のアップリケで表現したもので、購入してから20年近く経っているため結構くたびれてしまっています。フェニーズさんを今回訪問したのは、このドアカーテンの代わりに息子の部屋のドアに掛ける表札プレートを溶接体験で造ろうと思い付いたからでした。

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インドのおめでたい印の代わりとして息子が描いたのは日本一の象徴たる富士山。幼稚園の頃に高速道路のサービスエリアで購入した富士山型ぬいぐるみ「ふじちゃん」を子供達は溺愛してしまい、幼稚園の頃より何百回と描いているのでスラスラとフリーハンドで図案制作。

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作業場の様子は多くの工具が並ぶ秘密基地のガレージのようです。鉄板に描いた「ふじちゃん」をプラズマ切断機を用いて切り出していきます。普段は「めんどくさ...」と消極的な態度をとる事の多くなってきた息子ですが、ビリビリと豪快に火花を放つ機械は男心を惹き付けるのか、前のめりで取り組んでいました。数ミリの鉄板はボタンを押して軽くトーチを当てるだけで切れていきます。

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切り抜いたふじちゃんと、用意されていたアルファベット文字から必要な文字を選び、完成した姿を思う描きながら並べてみました。KODOMO=こども。ドアに打ち付ける釘を支えるアーチと並んだ文字を支える横棒を加える事にします。

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分厚い手袋にエプロン、スター電機製造社製「SUZUKIT」の溶接マスクを被り準備万端。隣合う金属と金属を溶かして、くっ付ける溶接作業へと進みます。溶接マスクは作業時の強烈なアーク(光)を遮断して目を保護するもので、自動で明るさを調整しながら遮光する液晶フィルターを搭載したもの。両手が空き、作業に集中できるようにと手持ちではなく被りモノで、コレを被ると見た目はもれなくロボコップ(o´艸`)。

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バチバチと弾ける音と眩いアーク放電の半自動溶接機での作業でした。マスクをしているので子供の表情は確認できませんが、急に視界が真っ暗となり、明るくなりとの自動切替(遮光)に何が起きているのかと目を丸くしていることでしょう。雷のように強烈な光が飛び散る姿は実に幻想的です。

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溶接マスクで太陽が見られると店舗の方に聞き、外に出て試している息子。以前に金環日食を溶接マスクを付けて見る二人の小さな子供達を写した写真を思い出してしまいました。

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こちらが完成した子供部屋の表札です。太陽を見ている間に店舗の方がアーチの上に輪っかを取り付けてくれていました。ふじちゃんの位置からか、重心が片側に寄っているようです。点だけで鉄同士がカッチリとくっついているのが面白く、全体のバランスも良い出来上がりではないでしょうか?  自作ふじちゃん表札は息子も気に入ったようです。