大韓航空KE703(仁川→成田A330-300 プレステージクラスで帰国

 

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韓国の大邱空港から東京に戻るために、乗り継ぎにてソウル仁川空港にやって来ました。大邱空港での搭乗ゲートでビジネスクラスの列に並んでいた紳士はエコノミークラスの席だった様子で素通り。大邱からの便はソウルまで250キロと短距離路線なのでかビジネスクラス搭乗者は自分しかおらずでした。高麗青磁の色合いとも言われる特徴ある色の座席で過ごし、静かな空間感覚のままで降機したところ...、

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多くの旅客の行き交う仁川ターミナルの騒がしさに驚かされました。頼まれている買い物もないので、成田行きの便に乗り換えるトランジット2時間は大韓航空ラウンジにお邪魔して時間調整をしていました。日韓路線は飛行距離が短く、(会社出張の)予算的にもビジネスクラス使用でも許容範囲かなと思える金額なので奮発する時があります。

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この日に仁川→成田間でお世話になるエアバス社のA330型機で、国内ではスカイマーク社が一時期運用していたものの、現在では国内エアラインで運行している会社はない中長距離双発機。仁川ー成田間の大韓航空便ではボーイング社のトリプルセブンことB777か、少し小型のA330が飛んでいることが多い路線です。大韓航空の機体の色上部は「雨過天晴」色だと個人的には思っているのですが、空港上空の空は大邱から到着した時と変わらずで厚い雲に覆われた灰色でした。

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座席番号(2A?)を失念してしまいまいたが、2-3-2の座席配置のプレステージクラス(ビジネスクラス)は予想通り空席が目立っていました。自分の前列に2人と自分含めて合計3人だけと少し寂しい状態。やはり、短距離路線(ソウルー東京)では余りエコノミー席で充分と捉えており、追加料金を払う価値を見出す人は多くないのかもしれません。

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指定された座席に座り、いつもの様に視線を外に移すと真っ暗。よく見ると搭乗扉がスライドしている状態となっており、自分の席真横にある窓を覆っていました。乗客全員が搭乗終了後にボーディングブリッジが機体から離れていくと、暗かった窓の視界が朝を迎えたかの様に急に明るくなります。このブリッジをピッタリと旅客機に寄せるのは一見難しそうに見えるのですが、どの程度の練習が必要なのを知りたくなりました。できれば自分の動かしてみたい...。

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搭乗したのはKE703便で仁川空港を10時10分に出発して成田空港着12時30分の2時間20分のフライト。仁川空港にある三本の滑走路のうち1番東側にある滑走路33Rより北に向かっての離陸です。全長60メートルにもなる大きな旅客機に乗っていると感覚が鈍ってしまいますが、この滑走路の横幅は60メートルもあり、長さでは3,750メートルにもなります。

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旅客ターミナルを過ぎたあたりで低い層雲に突入してしまい、離陸後すぐに雲中飛行となってしまいました。直前に朝鮮半島南部の大邱からの飛行も雲の絨毯と青空以外は何も見えないフライトでしたので、上空からの景色を楽しみにして旅客機に乗っている自分には残念の一言...。

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共に北朝鮮領内を水源として黄海へ注ぐ漢江と臨津江(イムジン河)の河口付近です。眼下の右手に見えるが江華島で、あと10キロも北に行けば北朝鮮との国境線となる場所を飛行中でした。時速800キロで飛ぶ旅客機であれば10キロは1分でも余所見をしていると誤って突入してしまう距離です。生憎の天気でよく見えませんでしたが、天候によっては開城市や開城工業団地が見られそうです。仁川空港を北に出発する時には必ず目を見開いて探していますが、肉眼で確認できた事は残念ながらありません。

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今回の飛行ルートはこの様な感じでした。仁川空港を離陸後に東南方向に旋回して朝鮮半島上空を東へ横断し、日本海に出て隱岐諸島上空を掠めて北陸に上陸。そのまま一路東に向い北アルプスや上毛三山を飛び越え、茨城側からの目的地の成田空港へアプローチ。

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プレステージクラスの様子です。新幹線のグリーン車より広いシートピッチがあり、ソウルー東京間では勿体ないぐらい。変則スタッガード2-2-2座席配置の大韓航空ビジネスクラスにも以前乗りましたが、混んでいないのであればパーソナルスペースを確保するために囲いを立てた席より、こちらの開放的な空間の方が個人的に好みに思えます。

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竹島(独島)を上空から見たいがためにA席(進行方向左手)を選んだものの、竹島どころか雲間に日本海すら見えませんでした。竹島は今年1月のソウル→東京に引き続き失敗となりました。機会がある度に挑戦は続けていますが、尖閣諸島、竹島の2つはいずれも上空から目にした事がありません。

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せっかくの大韓航空なので、韓国料理を昼食にお願いしました。ビビンバが大韓航空は名物料理との高評価を受けているそうですが、どうも食べ物を混ぜるのに抵抗があり他のモノを頂きました。白米以外は皆唐辛子味の強い辛さのある品々でした。唐辛子とニンニクの入っていない韓国料理は存在しない(少し大袈裟)らしいので、当然こうなのでしょう。

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雲の中に突入して降下を続けるも、雲の下に出れないまま利根川を越えたところまで来てしまっていました。雲間に地面が見えるも、なかなか雲が切れてくれませんでした。

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成田空港に無事に到着しました。仁川空港離陸直後に江華島/席毛島が見えたのが今回のフライトの華で、後は機内食頂きウトウトしていたら到着してしまった感じでした。韓国2大航空会社のアシアナ航空は売却が決定し、もう片方の大韓航空はナッツ航空と呼ばれ、韓進海運破綻で道連れだと揶揄されてしまっていますが、自分は韓国系航空会社は相性が良いらしく結構好きだったりします。特に大韓航空スタッフには窮地を以前救って貰った事があり恩義を感じているので、これからも頑張って欲しいと応援しています。