日本航空JAL491(羽田→高知)澄みわたる空を遊覧飛行

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一昨年の年末に羽田空港から高知空港への旅客機に乗りました。前回に書いた羽田→徳島便の記事にJR浜松町のホーム南端にある小便小僧の衣装がサンタクロースだったので、その前年の12月もサンタクロース衣装だったかを調べてみたところ上の写真を発見。その日の写真を引っ張りだしたのが今回の話しとなります。サンタクロース小僧の衣装は昨年、一昨年で同じように見えますが、使用されている小物に若干の違いがあったようです。

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羽田空港は第1ターミナルが日本航空、第2ターミナルが全日空と使用航空会社で別れており、ターミナルの西側に旅客機がズラリと並ぶ配置となっている第1ターミナルからは天気が良いと富士山の姿を見ることができます。この日は搭乗する機体の尾翼の後ろに冠雪をした富士の姿がありました。

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羽田空港の4本ある滑走路で最も新しいD滑走路よりの離陸です。この滑走路は東側に向かって離陸するのが常なのですが、上の写真では前方にアクアラインの空気口である浮島換気塔が見えている事より滑走路上で西側を撮ったようです。「なんだ、この写真は!?」と自分が撮った写真にツッコミを入れてしまいました。京浜工業地帯に昇る煙に目をやるとほぼ垂直にあがっているので、西側からの強風が吹いているのが理由で西へ離陸ではないようですので、おそらくはD滑走路へ侵入する時の左回転時に右舷側から撮影したのでしょう...

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滑走路を離陸後に右旋回を続けている間に、旅客機が続いて離陸する姿が見えました。富士山が東京各地より見えるのは有名ですが、実は南アルプスも地上から見えたりします。この日の天気であれば東京南部より白根三山(北岳、間ノ岳、農鳥岳)も高い場所ではハッキリと目にできた気がします。

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富士山と際限なく広がる横浜の市街地です。富士山の北側に並ぶ雪山群も白く輝いていました。富士山の冠雪具合を見ると南側(静岡県)が厚く、北側(山梨県側)が薄い様に見えるのですが、後程近づいて上空から確認した時に御殿場方向(北東側)に雪が多いのだと分かりました。

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富士山の東麓より流れ出す酒匂川が相模湾に流れ出す河口に小田原の町が広がっています。写真左下側には戦国時代に難攻不落と言われた小田原城跡が見えています。400年以上も前におこなわれた豊臣秀吉による小田原征伐にて、この周辺の限られた土地だけで豊臣、北条の兵が合計30万人も睨み合っていたとは俄かに信じることができません。

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箱根大カルデラの中央火口(駒ヶ岳)より東側の遠望です。東の小田原に向かって早川がカルデラ内部より流れており、その周囲に市街地が広がっているのが見て取れます。カルデラの部分に人々が居住している場所としては阿蘇カルデラ(直径最大25キロ)が有名です。箱根はその半分程のサイズですが上空から見るとその巨大さに目を見張りました。

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独立峰の富士と南北に雪山が連なる南アルプス。多くの日本人が特別視する富士山や、登山愛好家の憧れの山々を上空から俯瞰して見られるのは飛行機移動での醍醐味です。現在建設中のリニア中央新幹線の路線は甲府ー飯田間に聳える中央アルプスを通り抜けるルートで建設中。50年前の中央自動車道建設時には超えることができなかった中央アルプスに、東西25キロにも及ぶトンネル「南アルプス隧道」が現在進行形で掘られています。

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この日は実に視界が明瞭で三河湾上空からの眺めも素晴らしいもこでした。篠島、日真賀島より知多半島、海上空港であるセントレア、向こうには伊勢湾、鈴鹿山脈。紀伊半島に渡ってからは近畿最大のダム湖で、バス釣りでも有名な池原貯水池も見えました。家族で以前に訪れた前鬼の里もその山中に肉眼で確認できました。平日は休業中だな...

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紀伊半島の西側に出ると南紀白浜の上空でした。2,000メートルの滑走路を持つ南紀白浜空港とその北側には日本書紀にも登場する白浜温泉が見えます。湾を挟んで向こう側は関西でも有数の面積を持つ田辺市が広がっています。田辺市は紀州備長炭発祥の地で、子供達と炭焼き体験に行ったことがありました(そのうち土佐の炭焼きと併せて記事にします)

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紀伊水道と土佐湾を分ける室戸上空を通過中。太平洋に突き出したV字型の海岸線が交わるところが有名な室戸岬です。山地が多いために耕作地が全国平均の1/3にあたる4%しかない高知県でも、室戸は土地が少なく3%を切る厳しい場所だというのが上空から見るとよく分かります。此の辺りは土佐捕鯨の発祥の地と伝わるも捕鯨は既に廃れてしまい、現在はマグロブリの漁が盛んな場所です。

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高知竜馬空港は物部川が土佐湾に流れ出る太平洋沿いにあります。今回は海側よりのアプローチにて滑走路32へと着陸し、定刻の08:55着より10分ほど早く到着。既に太陽は上がっていましたが、空港の敷地はまだ早朝の雰囲気を漂わせていました。