日本航空JAL453(羽田→徳島)上がりも下りもブロッケン現象

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昨年末に羽田空港から徳島空港への旅客機に乗って参りました。出発地となる羽田空港は我が家からだとクルマで向かった方が速いのですが、出先でアルコールを嗜む機会を失うのはと頭によぎってしまい電車を乗り継いで行くことが多いです。モノレールの起点となるJR浜松町駅の3/4番線ホームには毎月26日に着替えをする小さな名所・小便小僧があるので、ひと月に一度は必ず訪れていたりすます。この時は12月だったので、サンタクロースの格好でした。

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 主に日本航空が使用している羽田空港・第一ターミナルの最南端までテクテクと歩くと、搭乗券に書かれていた搭乗ゲートには中型旅客機ボーイング767-300が此方を睨んでいました。徳島へと向かうJAL453便は早朝7時ちょうどの出発スケジュールでした。浜松町ではまだ真っ黒だった空は登場ゲートを抜ける前には既に明るんできていました。

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総座席数261席の2-3-2の座席配列を持つ機内は空席の方が目立つ程でした。機窓から外を眺めると天候は生憎の雨。水分を孕んで重くなったかの印象を受ける雲は低く、窓から外からは冷たさが伝わってくるかのようです。窓の向こう側には福岡行きの真っ黒い機体スターフライヤーがおり、プッシュバックを受けてゲートを先に離れていきました。

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機体は多摩川河口沿いに作られたD滑走路05にガタガタ言いながら侵入。早朝の羽田は出発する便が多く、数珠繋がりで並ぶ機体の順番待ちをしてから東に向かって離陸しました。東京から西へと飛ぶ時には富士山が視界にはいる側の窓側席をいつも指定しています。今回もその様にしていました。

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急旋回を東京湾上空でおこなっている途中で分厚い雲に突入しました。その雲を上に抜けた時が今回の羽田→徳島のハイライト(その壱)でした。眼下に見える層雲から遠く離れていない高さを飛んでいる時に、東に昇る太陽の光を受けて雲のキャンバス上に機体の影が映し出されていました。右翼の下で少し見難い場所ですが、その影の周囲を虹が囲むブロッケン現象が見えていました。↓その時の動画です。

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羽田空港を離陸してスグに雲上飛行に移行し、そのまま紀伊山地上空までを雲を見るだけの時間が過ぎていきました。この日の飛行ルートはこのような感じのものでした。天候に恵まれていれば雪を被った富士山や、南アルプスの大山塊、伊勢湾と外の風景を楽しめる筈だったのですが... 

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徳島空港へと向かう為に紀伊半島西部で降下を開始し、足下に広がる雲に近づいた時に今回の羽田→徳島のハイライト(その弐)がやってきました。上昇時と同じく主翼の下に見えた機影は、徐々に近づきつつ目の前で消滅しました。その時撮影した動画を下に置いてみました。

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雲の下に出ると醤油発祥の地として有名な湯浅と、濱口梧陵がモデルとなった「稲むらの火」で有名な広の街が眼下に見えました。以前に訪れた事がありましたが、この地域を上空から見るとリアス式の海岸線となっているのがよく見てとれました。近く南海地震が必ず発生すると言われているにも関わらず、新しい広川町の役場や新築住宅が海岸線近くの埋立地に見えるのが気になって仕方がありません。

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その広川/湯浅市の北側、有田川の流域に広がる蜜柑や蚊取線香で有名な有田市。その向こうには和歌山市市街地が広がっているのが遠目に見えました。紀伊水道上空で順調に高度を下げていき、東側(海側)より徳島阿波おどり空港の滑走路29に無事着陸しました。