日本航空JAL161(羽田→秋田) 羽田を離陸して羽田に着陸しました

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旅行に出かけるので予定をいれないようにと妻に伝えていた日、行先は内緒にして朝5時に家族4人で家を出ました。妻には寒い山の方に行くからと告げてあるも特定の場所は秘密...。首都高速を走っている時に息子が「このまま行くと、アクアラインか、横浜か羽田空港かな?」と行先を確認しようとしてくるも、ハッキリとした答えはせずに誤魔化していましたが、羽田空港のP1駐車場到着で飛行機に乗ってお出かけがバレてしまったのでした。

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チェックインカウンターで行先が秋田県だとバレてしまいましたが、秋田県の何処に行くかはまだまだ内緒。飛行機に乗り込むとすぐに飴を頂き、子供用おもちゃを頂きと機内は場馴れした子供達の遊び場。ヘッドホンで音楽を聴きながら、機内誌を捲る娘の姿はとても幼稚園児には見えない...。

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息子の方は飛行機のお姉さんが出身地の「都道府県シール」をくれるのを目当てに、機体の最後部から最前列までをウロウロして、「どこの出身ですか? 都道府県シールください!」と全てのキャビンアテンダントさんよりシールを受け取っていました。このシールは機上でしか貰えないらしく、空港ターミナルでも視界にお姉さんが入ると果敢に"都道府県シールください"をして、子供達は別のシールを沢山貰っています。

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目的地・秋田は天候が悪いらしく、出発地の羽田空港で目的地の天候次第では引き返しもある「条件付き運行」とアナウンスされていました。日本海と由利本荘の町が見えてきたので、秋田空港があるだろうと思われる場所を凝視するも雲、雲、雲...。秋田空港周辺は水田地帯で寒くなると霧が発生しやすく、周囲を山で囲まれているため霧が滞留しやすい場所にあります。

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冠雪し太陽の光を受けて輝く鳥海山の雄大な眺め。この日に初めて目にした時には妻も写真をパシャパシャと撮っていました。霧が晴れるのを待っている間に乗っている機体は上空で旋回を続け、1周ごとに鳥海山と必ずご対面していました。素晴らしい雪山の景色も3週目あたりには、何回まわったかの数を確認する時の目安程になってしまいました。

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我が家のアイドル・赤べこさんが「これは着陸できないぞ、羽田に戻ったら新幹線だな」と3周目には唸っていました。秋田空港には計器着陸装置が空港の東からの侵入用にあり、視界がなくとも電波誘導で地上60メートルまで降下する運航が可能です。上空からでは濃霧の状態は分かりませんが、おそらく空港敷地はこの時は真っ白なのでしょう。

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お空を1時間以上グルグル旋回を続けて、ぽかぽか陽気で転寝をしていると、「機長のXXです。秋田空港の天候不良で上空で1時間程待機していましたが、出発地・羽田空港へ帰ります」とアナウンスが流れました。機内の乗客全員が秋田に降りるなら降りる、羽田に戻るなら戻るのどちらかに決めてくれと思っていたでしょうから、機長の決定に文句の声は聞こえてきませんでした。

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東京湾の守りの要・木更津駐屯地。よく話題にのぼる新型輸送機オスプレイの整備がなされている場所でもあります。オスプレイの実物を目にしたことがないので、偶然見られないかと建物周辺を凝視しましたが見つけられず...。

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3時間程前に離陸をした羽田空港D滑走路を横目に滑走路34Lに着陸しました。東京-秋田間450キロの往復に加え、上空旋回を1時間と離陸時にエンジン全開で使用する分を更に加算して1,500km移動分と仮定。ボーイング738の燃費を5L/kmで計算すると使用した燃料は大雑把に言って7,500L。燃料費を市中の軽油110円/Lで計算すると燃料費だけで82万5千円。これに羽田空港の着陸費用から何やら加えると...。今回の3時間の飛行でJALは乗客から1銭も取れずで丸損。

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第1ターミナルに戻って来ました!!  機内アナウンスで次の便の空席は限られている事、手続きは手荷物を受け取り再度チェックインカウンターでする必要がある事、次の便も羽田へ戻る「条件付き運行」である事等の説明がなされていました。自分が全く動揺していないからか妻や子供達は、今日は"遊覧飛行"だったけ程度にしか受け止めていないようでした。

羽田空港の駐車場で我が家の愛車「赤べこ号」が待っているので東北自動車道を一緒に北上するか、赤べこ号には空港で休憩をして貰い秋田新幹線に乗るか、日本航空での空の旅とするか...。妻曰く「機内誌は隅から隅まで読んだ」そうなので、残り2択+帰宅の3案。秋田と言えば「何につけても 一杯飲まねば 物事はかどらね」なので、やはり新幹線のなかで駅弁をたぐりながら1杯かな?