日本航空JAL161(羽田→秋田)雲を抜けると秋色をした秋田でした

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秋田県には公営空港が秋田と大館能代の2つあります。今回は県庁所在地・秋田市にほど近い秋田空港へ向かうべく日本航空の羽田発早朝便に乗ってみました。当日の朝、搭乗時間の2時間前に日本航空からのメールが入電したので、読んでみると強風による条件付き運航だと書かれていました。

JAL161便
東京/羽田 → 秋田
出発予定時刻 07:10発 - 08:15着
搭乗口 12

秋田空港 強風のため引き返すことがあります。ご不便・ご迷惑をおかけいたしますことを、 心よりお詫び申し上げます。

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季節は既に夏から完全に秋へと移っていました。春の訪れを知らせる桜前線が徐々に移動していくのと同じく、秋の深まりを告げる紅葉全線が北国から徐々に南下している頃。秋田へ向かう直前に訪れた長野県の八ヶ岳周辺の紅葉の鮮やかさに目を奪われたばかしでしたので、秋田もさぞかしと期待しながら搭乗したのでした。

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日本航空が主に使用する羽田空港の第1ターミナルビルは両翼を広げたカタチをしています。大阪、札幌、福岡、那覇等の幹線便がターミナルビル中央部のゲート搭乗なるのが常で、俗に言われるローカル路線は翼の端っこか、バス移動での搭乗なことが多いです。今回の秋田便はなんとターミナルビル中央の12番ゲート...、秋田県ご出身の内閣官房長官でも乗っているのかと一瞬思ってしまったのでした。羽田空港地上職員よるお見送りを受けながら、大きな機体はそろりと重い身体を動かし初めます。

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ターミナルビルから滑走路までの間に小雨がパラつき、窓には雨粒が張り付いていた状態でした。東京湾側のC滑走路34Rを北に向かって離陸。羽田空港は海苔養殖場だった沖合を埋め立てした土地で、大田区(59.46km2)が世田谷区(58.05km2)より大きくなったのは、埋め立てで区全体の1/4を拡張した羽田という"新領土"を棚からぼた餅で得たからだったのです!!   世田谷区が故郷なので主張してみました∠( ̄^ ̄)

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大田市場、流通センター、大井競馬場と大きな建物が湾岸地区に立ち並び、遠方には日蓮聖人入滅の地・池上本願寺、超高層タワーマンション群で有名な武蔵小杉。丹沢山地の向こうには雪帽子を被った富士山も見ることができました。

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お台場上空から東京中心部を一望。東京で現在1番高い高層ビルは地上52階建ての虎ノ門ヒルズ(247m)。写真の中で発見出来ますでしょうか?中央奥の大きな緑地・皇居とオレンジ色の東京タワーの間に建っています。現在一番ノッポの虎ノ門ヒルズも10年内にはより高いビル群に埋没してしまい、7年後には東京駅近くに高さ390mのビルが立つ再開発も進行中。

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ここも再開発が進行中のディズニーリゾートです。遊園地と海沿いのホテル群の間にある巨大駐車場の遊園地側が2022年に「ファンタジースプリングス」に生まれ変わる場所です。アナと雪の女王、塔の上のラプンツェル、ピーターパン。3つの新エリアに加えて新しいディズニーホテルも新築。夢と幻想の世界も拡張中。3年後が楽しみです。

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江戸川で左旋回をして機首を北に向けて上昇を続けます。建物が際限なく立ち並ぶのを見ると目がチカチカしてしまう光景です。東京は自分の生まれ育った場所で、海外にいた期間を除く30年近くを過ごしており、上空からアレが見えた、コレが見えたとするのは実に愉しいものです。

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栃木県の県庁所在地・宇都宮上空。中央の大きな建物はJR宇都宮の駅で、新幹線/在来線が乗り入れています。その駅から手前へと伸びる目抜き通り・鬼怒通りには、宇都宮LRTが2022年より走り初めます。宇都宮駅東口は餃子広場のままで、新線開通は頓挫すると長く思い続けていたので、自分の予想が外れるとは思ってもみませんでした。

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途中から雲が広がってきてしまい、地上が全く見えない状態が暫く続きました。着陸へ向かうべく高度を下げ、雲に近付いた時に虹の輪(ブロッケン現象)を主翼下に発見! 太陽と自機の位置関係で見られたのほんの一瞬だけでしたが、1枚写真を撮ることができました。

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雲に突入すると雨粒が窓を激しく叩きつける悪天候。強風に煽られるなか、機内放送で「飛行には支障はございません」と客室乗務員よりのアナウンスがありました。その厚い雲を抜けると秋色に染まった山々が次々と迫り、「おおっ」と小さく声をあげてしまいました。秋田空港は標高100メートル程の丘陵地にあります。地上で見る紅葉狩りも良いですが、上空からの流れゆくパノラマ紅葉の景観もまた素晴らしい。

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雨に濡れた滑走路にズドンと力強く着地。主翼のスポイラーが開き揚力を殺しながら、空気抵抗を増してブレーキの役目をしてゴーと迫力のある音と共に減速。秋田には日本有数の大きさの栗・西明寺栗があり、収穫のシーズンを迎えているとの情報を入手していました。何か良いことが起こる予感を沢山感じながら、楽しく機体を降りました(★‿★)。