日本航空JAL158(三沢→羽田) 日航機上で見る「沈む太陽」の美しさ

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あっと言う間の東北滞在も終わり、三沢空港へ戻ってきました。仕事から寄り道をして訪れた、漆の掻きとり体験に夢中になってしまいギリギリの時間で空港到着です。借りていたレンタカーに備え付けられていたUSB端子に不具合があったので充電が全くできず、スマホの残り15%程と心持たない感じでした。

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三沢空港は連日の曇り空。この日にお世話になるJAL158便(三沢19:00→羽田20:25)の機体は大福型エンジンを左右に抱えたボーイング737-800。機体の不具合等で米軍「ともだち作成」が発動され、三沢基地→横田基地を米軍輸送機で代替輸送になる妄想しても、実現は勿論せずでJAL機をじっと見る...。

米軍基地と敷地外に立地する空港ターミナルビルの間を仕切る電動ゲートが動く瞬間を見られないかと待っていましたがなかなか動いてくれずと、単純な移動時間に何か楽しみがないかと求めていました。

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右翼後方の窓側席に乗り込みました。1日3便ある羽田行きの最終便の混み具合は半分少し。自分の座席の隣りが空席だったので、隣席の人に気を使う必要なく楽々。この機体はどこか見覚えがあると思ったら、最新型のスカイ・ネクスト仕様への改修がJAL社内で最後に施された機体だと登録番号を主翼を見て思い出しました。改修直後に乗ったのでした。

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滑走路10を太平洋側に向かって離陸。眼下には三沢空港ターミナルビルと巨大な米軍基地。その背後には三沢の市街地が大きく広がっています。今年の青森ねぶた祭りは八戸で宿を取り、青森市まで電車往復して家族で祭り参加をと計画していました。しかしながら、最近クジラに惚れ込んでいる妻の熱意に押されてしまい、同時期に関西旅行(太地町)へと方向転換。青森ねぶたは来年へとまた先送りです。

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今年の夏至は6月21日と2週間近く搭乗日から過ぎており、ターミナルビルを旅客機が離れた7時すぎには日が落ち初めていました。雲行きからして覚悟はしていましたが、離陸後すぐに薄紫色の雲に突入してしまい何も見えません。スマホの電池も5%を切り残りあと僅か。なので、機内では静かに読書をすることにしたのでした。

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この旅行中に読もうと持参していたのが山崎豊子さんの代表作「沈まぬ太陽」。原本もドラマも見ましたが、久しぶりに読みたくなりカバンに入れてきたのでした。ただし、「御巣鷹山篇」を旅客機内で読むのは、北海道の山奥で「慟哭の谷」や「羆嵐」を読むのと同じくらいに胆力が必要です。

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宵の残照と雲海に沈んでいく太陽の眩しさ。地上では既に日が落ち暗くなっていましたが、雲の上はまだ暖かみを感じさせる明るい景色が広がっていました。

いつもは更に長々と続けるところですが、スマホの電池切れでこれ以降の写真がなく短稿で今回はおしまいです。いつまでも続くと思っていたお盆休みが終わると、来週はいきなり国内出張3回、その次の週は海外出張と怒涛の日程の始まり。今週末は悔いのない夏休みとすべく、北関東で子供達と思いっきり川遊びをしようと思います。

ここまでお読み頂きありがとうございます。真夏の暑さもここ数日弱まり、生きているうちに体感できる夏がまた1回過ぎていくようです。皆様、良い週末を!