春秋航空日本IJ702(佐賀→成田)B737-800 帰路も雲上飛行ばかし

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借りたレンタカーを事故なく無事に返却して、関東に戻るために佐賀空港まで来ました。利用する春秋航空日本の持込み手荷物は1個5Kgまでと規定があり、これまでもチェックイン時の手荷物検査でカバンの重さを度々測られたことがありました。ひとつのカバンに纒めるも重量オーバーを心配していたものの、運良く荷物重量確認なしでこの日は搭乗口までやって来れました。

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佐賀空港から目的地・成田空港までの凡その航路はこのような感じです。九州/四国の上空を抜けてからは太平洋上を飛び続け、九十九里もしくは霞ヶ浦経由にて成田へ飛ぶルートです。成田空港と佐賀空港は直線距離でも約1,000キロありますが、旅客機に座っていれば2時間で到着する事ができます。

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春秋航空の前方スタンダード座席はABC席側とDEF席側でシート間ピッチが若干違っています。同じ空間でABC席側は縦11列に対してDEF席は10列並んでおり、ざっと言って前の席との間隔が10%の差があるのです。春秋航空日本には就航当時から自分は乗り続けていて座席間隔の事も知っているはずなのに、自分が選んだであろう座席指定は何故か狭いABC側のA席でした...。

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旅客機が滑走路へ動き出すと、佐賀空港の地上職員の人達による見送りがありました。旅客ターミナルと反対側にあたるDEF席側にいたならば、この光景は見ることはできなかった筈なので、少しばかりのABC側の狭さは忘れることにしました。

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離陸するために滑走路へ向かう途中で、空港ターミナル側に展示されている国産旅客機YS-11が見えました。この機体はナントYS-11の100番目に製造された記念すべき機体で、エアーニッポンより佐賀空港開港記念に寄贈を受けたものです。

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有明海を左手に眺めながら滑走路29を西へ向かって離陸。上空には厚く雲が覆ってしまっており、有明海を出る前に雲に突入してしまいました。地上の景色を上空から眺められるのを飛行機移動の楽しみとしている自分にとってはとても残念な天気です。離陸前に飛行ルート上で見られるであろう山や島、著名な建造物等を目標に定めて上空から探す遊びをしています。この日は天候の悪さを考慮して、発見し易いであろう富士山を目標にと定めたのでした。

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国東半島東側で雲が少しだけ切れました。少し分かりずらいですが大分空港が写っています。空港から市内へ国内で唯一、ホバークラフトで愉しく移動できる空港でしたが、それも十年程前に運休してしまいました。なんでも大分県は現在、空港ー大分市間を高速艇ジェットホイルで結ぶ検討に入っており、海上を飛ぶジェットホイル愛好家の自分としては是非とも導入して貰いたいと期待していたりします。

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雲上飛行が続き、暇を持て余してしまい機内誌を見てみると、国内LCC(ピーチ/バニラ/ジェットスター/エアアジア)のなかでは気を吐く春秋航空日本の機内誌でした。佐賀の偉人で誰が大河ドラマに相応しい人物かの特集で、就航地の佐賀を独自の視点で応援しており読み応えがありました。これを読む迄知らずでしたが、大河ドラマにはまだ佐賀県出身者が主役になったことがないのだとか。是非とも頑張って欲しいものです。

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雲間から覗くのは熊野川河口の新宮市から熊野市までつづく七里御浜。和歌山県の最も東側と三重県の境になります。川がSの字に蛇行する場所に神倉山が見え、熊野三山として有名な熊野速玉大社も上空から確認できました。今年の夏休みに家族4人でこの近辺を訪れる計画を練っているので、意図的に探さなくても目に入ってきてしまいました。

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太平洋上空を東に更に進み、富士山が見えないかと北側の雲に目を凝らしましたが結局発見はできず。諦めて漫然と外を眺めていると、眼下に伊豆諸島(東京諸島)が視界に入ってきました。真下にあるのが神津島で一番奥に映るのが椿の利島。神津島の多幸湾に見える天上山の現在進行形の山崩れの写真を撮りたいと窓に張り付くも、島との間に邪魔する雲がどうしても退いてくれずで悔しい思いをしました。

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房総半島南側での窓からの光景が非常に綺麗に見えました。規則正しく波打つ大海原に無数の雲が浮かび、夕暮れ前の陽の光りがその景色に深みを増してているかのようです。写真右奥の水平線上には伊豆大島の島影も見えています。

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着陸に向かう為に高度をドンドン落として行き、蓮沼ガーデン付近で雲を抜けて九十九里浜に上陸。このフライトは実際は2ヶ月程前でしたので、田植え前の水の入った田圃が無数に広がっていました。この田圃が黄金色の稲穂で覆われる秋の景色を是非とも見てみたいと思わされます。

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成田空港の敷地に南から到達。1,100町歩もの敷地を有する巨大空港が目の前に現れます。 現在の姿でも充分に広大な土地ですが、10年後を目指して建設予定の第三滑走路と現行の敷地拡張を合わせて、追加で1,000町歩も加わる巨大化計画が圏央道の千葉区残り区間と合わせて進行しています。

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東峰地区を飛び越えてB滑走路着陸間際。三里塚物産さんの畑を上空から狙っていたのですが、シャッターが間に合わずに10メートル程通り過ぎてしまいました。上空1万メートルからの時速800キロよりも、地面スレスレでの時速200キロの方が目標を捉える方がやはり難しいですね。

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B滑走路に接地後に、ターミナルに向かう途中の天神峰で大きく空港反対と掲げたIさんのフェンスに囲まれた敷地がよく見えました。ここはB滑走路への誘導路にあたり、B滑走路に行くにも帰るにも必ず通る誘導路ですが、どのくらいの人が掲げられたメッセージを目にしているのでしょう?

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第二ターミナル南側の春秋航空の駐機スポットまで遠路遥々赴くのかなと思うも、この日は幸運にも第三ターミナルのゲートに横付けで降りられました。駐機スポットまでの往復を考えると20分ぐらい時間短縮ができたと考え、何か得した気分となり家路に着きました。