全日空ANA313(羽田→富山)東京上空&北アルプスを越えて北陸へ

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富山県に行って参りました! 東京から富山に行く時には越後湯沢経由のスーパーはくたかが常套手段でしたが、北陸新幹線が開通してからは新幹線で訪れるエリアとなりました。今回は気分転換に新幹線ではなく航空機にて移動する事にし、午前7時55分・羽田空港発の全日空312便に乗りました。

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初めて乗った旅客機がJAL、初めて海外に行った時の便もJAL(日本ー北米)だったのもあってか自分は全日空よりも日本航空を贔屓にしています。今年7月中に搭乗した回数で比較してみてもJALが9回に対してANAが3回と大差があります。富山空港はANAと富山県が余りに仲が良すぎて、JALは強制退去を迫られた経緯があり、富山空港を離発着する国内線はANA一択しかない空港となっています。

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全日空が入る第二ターミナルに近い滑走路34Rから離陸しました。この日も神通力が効いてか、自分の隣席とその隣りは空席でした。どうしたことでか隣席が空席となる魔法は、今年に入って飛行機搭乗92回目で羽田行きの便で中国人レズカップルと隣になるまで続きました。

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滑走路22をこの角度で見ることは自分には稀なので、離陸後スグに旅客機の窓に思わずくいついてしまいました。羽田ー富山間の飛行ルートを考えた時に東京都心、富士山、北アルプスの山々が見えるのは機長席側(進行方向左手)のはずだと、左側窓際を座席したのが当たったようでした。

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離陸後スグのキツい右旋回中。雲が低い高さで拡がってしまっていましたが、その層雲に突入する前にお台場から都心方面を上空から見渡すことができ思わず嬉しくなってしまいました。

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しばらくの間は雲上飛行が続きましたが、「晴れろ、晴れろ」と心の中で強く願い続けたのが叶ったのか隅田川より西側の都心上空は雲が見えなくなりました。東西はレインボーブリッジから新宿新都心の高層ビル群まで、南北は多摩川から上野公園までが一望できる素晴らしい光景( ´•̥̥̥ω•̥̥̥`)。自分の生まれ育った街を上空から眺められるのはヤハリ格別です。

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更に西へ進んで行くと自分も一時期通った・調布飛行場が。写真右手には東京競馬場(府中)。写真には入っていませんがサントリーのビール工場も更に右に見えていました。永福から入り中央高速を走る時にはいつも、山本潤子(ハイ・ファイ・セット)の歌う「中央フリーウェイ」が頭のなかで再生してしまいます。東京の全景を上空から確認できたのが嬉しく、中央自動車道をクルマで走ると順番に現れる調布基地→競馬場→ビール工場は、上空からだと全て一緒に見られて可笑しいと思うぐらい舞い上がっていました。

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日米両国で使用している横田基地上空を通過。世界一の実戦部隊の米軍と思うと怖さもありますが、横田基地の管制塔は結構フレンドリーで空域通過許可をバンバン出してくれた記憶があり良い印象を持っています。

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念願叶って右旋回時に富士山が見えました。富士山の山開きが7月1日(吉田側よりの登山道)ですが、このフライトの6月下旬でまだ山頂に残雪が見えます。例年であれば8合目上が雪なのですが、山頂に残るだけに思えるので、標高3,000メートル以上でも地上と同様に例年より暑い夏なのでしょうか?

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山梨県と長野県の県境に聳える八ヶ岳の佐久側からの眺めです。その昔、八ヶ岳と富士山はどちらが背が高いかを競い合い、お互いの山頂に渡した樋に水を注ぐと水は富士山方へ流れたのだとか。八ヶ岳の北側は南側とは異なり樹林帯が山峰まで迫っているのが見て取れました。

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手前の筑摩山地と北アルプスを有する飛騨山脈に挟まれた松本盆地に入りました。松本盆地を東西に分ける奈良川の右岸に松本城、左岸に松本空港が見えています。長野県は豊富な観光資源に恵まれるも、空の玄関口・松本空港は余りに貧弱なので、現空港再拡張か新空港建設が望まれるも双案とも土地が本当にない…。

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そして、このフライトのハイライト! 北アルプスの山々の登場です。湖手前には有名な黒部ダムが写り、黒部湖の向こうには富士山と並び山のシルエットだけで名前が出てくる槍ヶ岳、湖の右手には氷河地形カールや巨石ゴロゴロの黒部五郎岳、 切り立った岩峰の山頂の水晶岳、優美な山容と巨大なカール薬師岳等など3,000メートル級の峰々が立ち並ぶ壮大な光景。

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剱岳上空を飛行中の機窓からは、富士山、白山と並び日本三霊山として名高い立山が迫って来ました。左右を高さ20メートルもの雪の大壁に挟まれた「雪の大谷」箇所や室堂ターミナルを撮ることができました。

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富山空港の南側には自衛隊の訓練空域があるので、能登半島の七尾沖まで飛行してから、右に大きく旋回して富山空港へとアプローチする着陸コースです。

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神通川の河口にて上陸。鮭・鱒が秋に遡上するのと同じく旅客機も神通川をさかのぼり、10キロ程川上の河川敷にある富山空港へと向かい高度を下げていきます。

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北陸新幹線が開通し、駅前再開発で高いビルも増えている富山駅上空。駅付近にはまだ住宅街があったりと適度な田舎/都会の具合が良い街です。それにしても、北アルプスの山々が街中より大きく一望できる環境は羨ましいの一言。

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滑走路20に無事に着陸しました。富山空港には誘導路はなく長さ2,000メートルの滑走路しかありません。河川敷にあるために現状から大幅に拡張することは不可能で、近隣の小松空港も軍民共用空港のためにキャパオーバー状態。北陸地方で一致団結しての「北陸国際空港」の計画すら聞こえてこないので、北陸は小松飛行場の拡大が既定路線なのでしょう。そうなると、富山空港の定期便は近い将来でなくなってしまうのでしょうか...。

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旅客機から降りてボーディングブリッジを歩き、空港ターミナルへと渡る途中で写真を撮ってみました。滑走路は河川敷に、ターミナルビルは河川敷の堤防外にあるためにそれらを結ぶ長い橋は富山空港名物です。茨城県内の某飛行場では小型機が土手を越えて行くシーンを見て驚かされたことがありましたが、ジェット機が就航する富山空港もナカナカ凄い場所にある空港です。