都内初のワイン蔵・東京ワイナリーと東京ブランド葡萄・高尾

f:id:tmja:20170915162756j:plain

平成26年に東京都内に初めてワイナリーができた事を知った時には少なからずのショックを受けました。主にビジネスの面からで、レストランでもお土産屋でも必ず売れると感じたからです。東京ワイナリーのワインはこれ迄に1度も実際には目にした事がなく、ワイン好きの海外ゲストが先日来られた時の手土産にと思い、開業3年目を迎える東京ワイナリーを初めて訪ねてみました。

f:id:tmja:20170915162800j:plain

西武池袋線の大泉学園駅が最寄り駅という事で降りました。東京ワイナリーでは地元で収穫された葡萄で仕込んだワインも作っていると読んだ記憶があったのですが、ビルの立ち並ぶ駅前の様子を見る限りでは、此処に葡萄畑があるとはとても思えません。

f:id:tmja:20170915162805j:plain

住所をあてにして向かって行くと、目の前に小さな橋が現れ、その向こうは住宅街の様です。更に進んで行って見えてきたのが…

f:id:tmja:20170915162730j:plain

23区内の唯一の牧場・小泉牧場でした! 長男が自転車に乗り始めた頃に、善福寺川緑地や大泉交通公園に毎週の様に通っていた時期があり、大泉公園公園で遊んだ後には此処の牧場アイスクリームを食べるのが定番コースでした。なので、この牧場前の細い道は何度となく通った事があり、知らない場所ではありませんでした。

f:id:tmja:20170915162735j:plain

その細い通りに「東京ワイナリー」のお店を発見。看板に書かれた「東京」の文字が悲しい事にズレてしまったままになっています。

f:id:tmja:20170915163344j:plain

開いているのか、準備中なのか判断できずにいたところ、子供を乗せるシート付きの自転車が店の前で停り、ひとりの女性がお店に入って行くのを目にしました。ただのお客さんか、醸造をしている越後屋さんなのか判断できず。

f:id:tmja:20170915162748j:plain

思い切って店内に入ってみると、小さなお店。先程の女性はワインを作られている方ではなく、お店で働かれている他の方と判明。

f:id:tmja:20170915162739j:plain

店内に置かれているモノから推理するに、此処は東京ワイナリー内の「アトリエシュクレ」というカフェになっている模様。当初の目的であるお土産に高尾ロゼスパークリングを購入して、東京産ブドウ高尾の赤をグラスで1杯だけ頂きました。

f:id:tmja:20170915162743j:plain

カフェの小窓から小さな600リットルタンクが見えます。国の指定する最低製造数量を満たすには大変そうなぐらいの、こじんまりとした醸造所です。

f:id:tmja:20170915162752j:plain

お店の方に葡萄栽培をしている場所を教えて貰ったので、足を伸ばしてみました。東京ワイナリーが大泉に醸造所を構えたのが最初は不思議でした。新宿御苑や表参道等ではなく、大泉の新聞配達店跡なのは葡萄畑の近くにという思いがあったのだと思いました。

現在では日本を代表する葡萄「甲州」が生食とだけでなくワイン種として認知されるまで大変な苦労があったと言われています。ワイン種としての高尾はこれからのチャレンジ。都内でのぶどう造りとワイン造り、素晴らしい挑戦だと感じますした。これからの進化を応援する意味でも、毎年必ず購入し続けると決めました。