将棋の総本山、東京・将棋会館に子供と出かけてみました

 f:id:tmja:20171203232943j:plain

前々から1度訪れてみたいと考えていた東京・将棋会館。将棋クラスに毎週通っている息子が詰将棋の本買いたいと言っているのを理由にして、家族4人で千駄ヶ谷にある将棋会館へ出かけてみました。JR千駄ヶ谷駅のホームには、王将の碑がある水飲み場あったはずと電車に乗って来たのですが、駅は改装工事中で王将の碑は現在見られなく残念なスタート。

駅を出てスグ見える大きな東京体育館を見て、息子が「あれが将棋会館か〜、あそこに藤井四段がいるのか」と独り感慨に耽っていました…。

f:id:tmja:20171203232446j:plain

鳩森八幡神社まで10分程で到着。説明書きを読んで初めて知ったのですが、こちらの神社は慈覚大師が開山した由緒ある場所で貞観2年と1,000年以上の歴史があるそうです。

f:id:tmja:20171203232452j:plain

境内には日本将棋連盟が奉納した大駒を収める六角堂があり、拝むと棋力が上がるらしいと子供に教えておきました。この神社で羽生名人が結婚式をしたとも伝えると、その霊言あらたかが分かったのか必死な身振りで手を合わせていました。

f:id:tmja:20171203232511j:plain

都内最古とも言われる千駄ヶ谷の富士塚も境内にあり、棋力向上の願をかけて登ることにしました。

f:id:tmja:20171203232459j:plain

寛永元年に築かれた富士塚の高さは6メートルで、此処に登ると富士山登拝と同じ霊験を得られるとの事。「富士ちゃんパワー!」と叫びながら、娘が駆け足で登っていました。

f:id:tmja:20171203232505j:plain

富士の頂上からの眺めです。此処の富士塚は富士の名所の多くを再現しており、山頂には浅間大社奥宮が鎮座していました。その周りは富士山より運ばれてきた本物の溶岩で囲まれています。

f:id:tmja:20171203232336j:plain

鳩森八幡神社と道路1本を隔てたところに、本日の目的地・将棋会館がありました。一見すると入り難しそうな印象を受けるのは、棋士と関係者の利用を前提としている為であろうと思わてますが、昨今の将棋ブームを受けてか、入口で写真撮影をする人を沢山見かけました。

f:id:tmja:20171203232411j:plain

早速、足を踏み入れてみると「三月のライオン」という漫画によるお出迎え。自分はこの漫画を全く知らないのですが、妻曰く「将棋をまったくしない将棋漫画」だそうです。

f:id:tmja:20171203232356j:plain

玄関から進むと各種将棋グッズの販売コーナーが現れます。本日のお目当ての詰将棋の本を初め、本格的な将棋駒や扇子と将棋だらけの空間。

f:id:tmja:20171203232342j:plain

こちらは駒の製造工程の説明。木材から駒になる迄がわかり易く解説されています。陳列棚に展示されている将棋の駒は結構見応えがあります。

f:id:tmja:20171203232347j:plain

鹿児島産とともに最上級の材質と言われる御蔵島の島黄楊でできた駒一式。そのお値段は税込みで907,200円也! 1枚あたり2万円以上もする島黄楊、まさに雲上の逸品です。

f:id:tmja:20171203232422j:plain

ひふみん引退、藤井フィーバーに羽生永世七冠誕生と盛り上がりを見せた将棋界。藤井聡太さんのコーナーも勿論ありました。

f:id:tmja:20171203232517j:plain

東京・将棋会館2階には飛び入りで参加できる将棋道場があると聞いていたので、エレベーターに乗り込み2階へ向かいました。さすがは将棋会館、貼られている宣伝は将棋だらけ、

f:id:tmja:20171203232404j:plain

ゴミの注意書きや、お手洗いの案内にも将棋キャラが使われており、気を抜く事ができません。

f:id:tmja:20171203232329j:plain

2階の将棋道場内は写真撮影禁止と貼り紙がされていたので、外から窓越し撮影を一枚だけ。訪れた日が週末だからか、子供を中心に物凄い人だかりでした。参加料(子供/土日祝/1日で800円)を受付で支払うと、棋力の近い人と係りの人がマッチングをしてくれ、名前を呼ばれたら勝負を開始するというシステムと教えて貰いました。

うちの息子は将棋連盟加盟の将棋クラブに通っているので、受付の女性にその旨と現在10級である事を伝えました。暫く通路から様子見をしていると、子供同士の対決だけではなく、70歳近そうな男性とも将棋盤越しに向かい合っている場面もありました。

f:id:tmja:20171203232247j:plain

取り敢えず昼食にしようと、将棋を続けたい息子を無理矢理の引っ張り出します。対戦後にカードを係員手渡すと対戦が組まれてしまうので、一時休憩用の小箱にいれると休憩できる仕組み。初訪問の記念にと正面入口で記念撮影をしました。息子が左手に持っているのは、将棋会館で10級と認定して貰った認定証です。

f:id:tmja:20171203232305j:plain

JR千駄ヶ谷駅近くの「みろく庵」さん。将棋会館から出前を取れる店のひとつで、藤井聡太さんがよく出前取る事で今年人気になったお店。週末にも関わらず、お昼時は店の外に列ができる程の繁盛ぶりで、自分達も10分程お店の前で並び入店しました。

f:id:tmja:20171203232257j:plain

写真の味噌煮込みうどんは藤井四弾が加藤一二三九段戦で頼んだメニューだとか。妻は佐々木五段の餅入り肉豆腐を注文。「これで将棋が上手くなる」とニワカ将棋ファン丸出しで頂きました。

f:id:tmja:20171209173446j:plain

食事後に妻と娘は外苑方面へ、自分は息子の子守役で将棋会館へ戻りました。日暮直前まで息子は将棋を存分楽しみ、15戦9勝6負とまずまずの成績でこの日は終了。

f:id:tmja:20171203232429j:plain

帰り道に鳩森八幡に再度立ち寄り、昼間に見た八角堂に絵馬を自分でも奉納すべく、夕暮れ前に社務所へとやって来ました。

f:id:tmja:20171203232440j:plain

「これって、右から左に書くの?」、「何を書いたら良いの?」と聞いてきたので、「藤井四段より将棋が明日までに上手くなりますように、明後日には羽生七冠より強くなりますように」と書いたら助言したところ、息子に嘲笑されしまいました。

f:id:tmja:20171203232324j:plain

絵馬は馬の字を反転した「左馬」。馬には右から乗ると転びやすいが、左からだと落馬せずに乗れることより物事が無事に運ぶとの意だとか。将棋盤全体がまだ見えていない息子にはまだまだ負ける気はしませんが、子供成長の早さは目を見張るものがあります。父親の威厳を1日でも長く保てるように、自分も頑張ろうという決意と併せて、息子と一緒に神頼みをしてみました。