台北駅近くの活字屋「日星鋳字行」で子供の学校宿題用・確認ハンコをつくってみました

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台湾で活字を用いたハンコが作れると聞き、台北駅からほど近い「日星鋳字行」にお邪魔してきました。

現在はパソコン等からプリンター印刷が主流となっていますが、昔は印刷に必要な活字を一文字、一文字を原稿に従って手作業で並べたものにインクを付けて、紙を押し当てることで印刷をしていました。活版印刷 - Wikipedia

日本国内でも名刺やハガキを活字使用で作成してくれる場所が残っていますが(下のリンクは自分が名刺をお願いした事のある大阪のお店)、台湾では「日星鋳字行」が唯一現存する活版印刷屋と聞き興味を持ったのです。

www.kokulindo.com

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ざっと地図で示すと赤矢印の場所。左手に台北駅から、直線距離にして500m程でしょうか? 徒歩10分もあれば到着できそうな距離にありました。

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台北駅から北に延びる承徳路一段と目的地の日星鋳字行のある路地「太原97巷」の交わるあたりから台北駅側を見た眺めです。少しだけ見えている煉瓦色の屋根が台北駅。

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太原97巷へは横断歩道を渡って。

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クルマ一台が通れるぐらいの細い路地に入ると、急に下町のような雰囲気。

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右手に見えてきたのが今回のお目当ての場所。活字が棚に所狭しと並べられており、一目で解る場所でした。日星鋳字行の公式ページ はコチラhttp://rixingtypography.blogspot.tw/

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入り口には現地の言葉と併せて、日英での注意書きが店の外に書かれていますので、理解してから店内に入ります。

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目に入ってくるのは、通路の左右を埋め尽くすかのように陳列されて鉛製の活字達。ローマ字であれば大文字・小文字で分けてもたいした数にはならなそうですが、漢字の場合は幾つあるのか想像もつきません。

ここに並んでいる活字から好きな文字を選び、それを正方形に組み合わせてオリジナルなハンコを作ることができます。

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ひらがな、カタカナの活字もありました。10分程頑張ってみましたが、探している文字を探しきれず、女性の従業員さんのチカラを借りました。

ノートにこのようなイメージでハンコを作りたいという絵を書いて見せました。必要な活字サイズはお任せで良いかと尋ねられたので、お願いしますと答えました。

ちなみに、店内に何個活字があるのかと聞いたところ、「百万個以上」とあるとか。

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集めた活字を組み合わせて、専用ケースにいれるとオリジナル・ハンコの出来上がり。

手馴れたスタッフがテキパキ組み立てくれました。

小学校の宿題で、親が確認したサインを毎日する箇所専用にとハンコを拵えて頂きまいた。3段構成で、上下は小さなカタカナで「ミマシタ」、真ん中は大きめの漢字で「宿題」を配しています。

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店内で試しに出来上がり具合をみるのに実際に押して頂きまいた。「ミマシタ宿題ミマシタ」とイメージ通りのハンコが出来上がりました。

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ハンコと朱肉を併せて150台湾ドル(540円程)。台北駅からもほど近く、世界で唯一の活字が購入でき、その場でハンコに気軽にして貰えるので台北訪問の記念に良さそうです。

このお店の反対側には「324版書工作房」という活版工房があり、活版印刷で作ったオリジナルのデザイン作品が販売されておりイチオシの場所。

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この活字ハンコは我が家の子供達に好評で、「ミマシタ・ハンコ」と名前が付きました。このハンコがどれくらい持つのか分かりませんので、予備に「カクニン父母シマシタ」ハンコを次回台北訪問時に作って貰おうかと考えていたりしています。