リゾートしらかみ2号(弘前→秋田)東北青春18切符旅行その弐

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JR東日本の観光列車の横綱とも言える「リゾートしらかみ」に乗ってみました。青い日本海と緑の白神山地の間を走る五能線を巡る210.2km。奥羽本線で行けば2時間半で着くところを、倍の時間をかけて走る5時間近くの鉄道旅行です。

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弘前で知人との食事の後に1泊したので、リゾートしらかみは始発の青森駅ではなく弘前駅からです。出発8時49分→秋田駅到着13時27分でリゾートしらかみ2号を予約していました。

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お城に、桜に、りんごに、岩木山と勢揃いでの「またきて弘前へ」とのメッセージを見ながら3番線ホームへ降りていきます。

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電光掲示板撮影失敗。弘前は始発駅ではないので「リゾートしらかみ」はまだ入線しておらず、予約車両がどこに停車するのかを探してホームをウロウロしていました。

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前日乗った「リゾートあすなろ」と違い観光客と思しき人達が多数ホームに。列車が入線してくると皆さん写真撮影タイム。

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自分の前を車両が通った時に違和感があり、「昨日乗ったリゾートあすなろと違って、この電車古くないか?」と嫌な予感がするのを感じました。

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リゾートしらかみ・くまげらとか書かれており、文字横に申し訳程度の鳥の絵も添えられています。これは乗って直ぐに横の席になった男性から教えて頂いたのですが、リゾートしらかみには3種類車両があって、これは1番古いモノだとか…。わかり易く言うと「はずれ」車両だそうです。

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車両内部の様子です。リゾートしらかみは3箇所(弘前、川部、東能代)で進行方向帰るためか、座席を180度回転する事ができ、進行方向に合わせられるようになっていました。

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テーブルを開いて、リゾートしらかみのバイブル「五能線の旅」で研究をいまさら開始。五能線の旅はJRが無償で駅やリゾートしらかみ車内で配布しているパンフレットで、この観光列車の停車駅全ての案内が写真と共にフルカラーで見られるスグレモノです。

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青森から秋田までの立体路線図もさすがの出来映え。この地図だけでも、何処から海が見え始める等の五能線の見所の概要が掴めます。

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弘前駅から出発しました。天候が良く、岩木山が見送ってくれるかのよう。弘前駅から次の川部駅までの短い区間は進行方向が逆転して、背中に向かって進み始めました。自分も含めて事前に知っていない人も多く、車内が騒がしくなっていました。

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川部駅を出ると、今度は座っている座席の前へと進行方向を変え出発です。「岩木山とりんご畑で有名な地区を通っていく」と車内アナウンスで解説があり、岩木山手前には本当にりんご畑が無数に広がっている景色が続きます。実に青森らしい景色。

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前日に乗車した「リゾートあすなろ」と違い浮ついた雰囲気に溢れており、列車内は愉快な気分で観光列車に相応しい感じでした。

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「五能線の旅」を捲ると五所川原から津軽三味線の生演奏が聴けるとあり、開催場所の4号車へと席取りに向かってみます。

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ここが4号車の演奏会場となる展望スペース。時間が早いのか、それに5時間にも及ぶ長旅なので小さい子供を連れた家族もいないのか展望スペースはガラ空き。

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運転席越しに前方を見ると、ドンドンと緑に溢れる風景が左右後方に流れて行き、暫く観ていても飽きることがありませんでした。

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五所川原駅に到着。同じ狙いなのか、展望スペースの小さな空間に人が集まって来ました。2名の三味線を持った女性が列車に乗り込んでき、展望スペースにいた人達は皆追い払われてしまいました。自分もその1人で、仕方なく座席に戻りスピーカー越し流れる三味線と歌声で満足することにしました。

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鯵ヶ沢駅に差し掛かる頃には右手に大海原が見えて来ていました。乗客の皆さん反応が宜しく、歓声があちらこちらから聞こえていました。

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 次の千畳敷駅では15分程の観光停車時間取られており、有名な千畳敷海岸まで歩いて行くことができるようになっていました。半数以上の乗客が降り、我先にと駅前の海岸へ向かいます。

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18世紀末の地震でできた石畳状の海岸。中央に写っているのは大仏岩と言うらしいです。

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出発3分前の汽笛が聞こえたので、置いていかれないようにと慌てて戻って来きました。

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陸地が海に突き出す場所、反対に陸地が引っ込んでいる場所は景観が豊かで、この路線の一番の見所のゴツゴツとした岩場と青い海が現れて来ました。

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深浦に至るまでの海岸に見える奇岩。この当たりも青春18切符の旅情を誘うポスターに使われていそうな風景が続きます。

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青森駅に向かうリゾートしらかみ1号が先に深浦駅で停車して待っていました。並べて見比べると、窓の大きさから何から大分違う様子。こちらは旧車体「くまげら」、あちらは新型車両「ブナ」で日本酒の飲める売店すら併設されている模様。羨ましい。

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ウェスパ椿山駅です。車内アナウンスで「女性駅長が御挨拶」と聞こえたので、列車出発時に慌てて写真を撮ってみました。列車のスピードが出始めていたので無理と思うも、偶然にも敬礼してる美人駅長さんをと撮影することができました。

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白神山地の十二湖付近です。此処も子供達が産まれてから来ていないので久しぶりの訪問(通過)でした。

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4両編成の2号車は、こんな感じの半個室席が並んでいました。ボックス席は海側にあり、家族やグループ旅行でワイワイしているのが楽しそうでした。この通路は、通る度に食べ物やお酒の匂いがプンプンしていました。

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大間越海岸に差し掛かり、景観を楽しめるようにと列車のスピードを落としす運転サービスが。 此処も五能線の宣伝でよく利用される場所だとか...。

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あきた白神駅に到着です。車両アナウンスで美人駅長がと聞こえたので窓にへばりついて鑑賞&撮影。この辺りまでが海と山の景観を楽しめる区間で、ここから秋田駅までは平地を進んでいくことになります。

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能代を南下し、八郎潟の広い耕作地を目にすると目的地・秋田駅はあと少し。遠くに見えるにはナマハゲが住むという男鹿半島の本山・毛無山でしょうか?

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市街地を暫く走ると秋田駅に定刻で到着。5時間にもなるリゾートしらかみでの五能線でしたが、青春18切符に座席指定券520円を追加するだけで乗ることができ、得した気分になりました。

車窓から見える風景は絶賛する程ではないかなと正直思ったところですが、寒い雪の季節や夕焼けの時間帯であったりすると見える風景も大分違うのかもしれません。

秋田駅で弟家族へのお土産を購入&発送して時間調整をして、次の観光列車「きらきらしらかみリレー号」に乗り酒田へと向かうとしました。