横手山(2,307m)にある標高日本一のパン屋もある「横手山頂ヒュッテ」へ

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山登りが好きな妻の要望である、山に行く日がやって来ました。向かう先は長野県と群馬県の境の志賀高原にある横手山(2,307m)です。懸念していた台風も通り過ぎ、オリンピック道路を走っている最中は青空が覗いていました。

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標高をグングン上げていき、長野県山ノ内町と群馬県草津を結ぶ志賀草津道路沿いのスカイレーター乗り場までやって来ました。天気はこの通りの濃霧。近くで人が歩いていても誰だか顔を認識できない程の視界の効かなさです。

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息子は毎日公園で走り回っているので、体力+若さ由来の脅威の回復力があるのですが、幼稚園年中組の娘は全く歩かず、ほぼ全行程おんぶにだっこ。妻としては標高2,000mを超える場所という線が譲れず、探し出した場所が此処に横手山でした。

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妻の合羽を羽織り、会津若松で買い求めた「赤べこさん」を持って来た娘。妻プランでは、歩かない娘+夫はスカイレーター&リフトで頂上へ。息子と妻は徒歩で頂上に向かい合流すると言うモノ。息子は富士山登頂すると最近は息巻いていたりします。

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余りの視界の悪さと不準備に妻は山登りを断念。スカイレーター&スカイリフトへのコースへ切り替えし家族4人一緒に向かう事になりました。スカイレーターは1本しかないので、上がりと下りを交互に切り替えて運用しており、10分程乗り場で待ちました。

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頂上まで往復大人1,000円/子供800円。このスカイレーターは標高差35m/距離にして200mの短い区間を移動する山の斜面に設置された動く歩道。大人1人分程のゴムベルトに立つと、ゆっくりとしたスピードで進んで行きます。前に立っている息子が着ている青い合羽は、乗り口で貸出していました。大人用だけでなく、子供用サイズも有りました。

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スカイレーターを降りると、前方にスカイリフト乗り場が真っ白になっている向こうに見えました。

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出典: 横手山リフト

泊まっていた宿を出た時には、遠くは北アルプスまでを見渡せる絶景を見られるかと期待。

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台風一過の後は晴れ渡る青空だったはずですが、現実は全く想定外の視程数十メートル…。リフトの下に緊急時用と思われる登山道が左右に見られました。妻が当初登ろうと考えていた道のようです。

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冬の雪景色の中でリフトに乗っていたのであれば、髪の毛が凍っているところをでしょうが、まだ9月なので濡れる程度で済んでいます。

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スカイリフトの終着駅が見えて来ました。足伸ばせば地面届きそう遊びを息子としていたので、あっという間の5分間で、標高差170mを移動完了です。

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到着しました。スカイリフト乗車時は風が冷たく体感温度で5度ぐらいと結構厳しく、故障か何かで停止してしまった時にはどうしようかと乗りながら考えていましたが杞憂に終わりました。

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2階に日本一標高の高い場所にあるスターバックスがあるはずと、身体を暖める飲み物を求めて向かったところ、スターバックスはだいぶ前に閉店となったとの事でした。残念です。代わりに入ったクランペットカフェといお店で、子供達も飲めるホットココアを頂きました。

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リフト駅の隣りに建っていたNTT無線中継所も役目を終えたのか撤去作業中で、巨大なアンテナはなくなっていました。

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 霧の中を子供を連れて歩くこと数分、今回の目的地・横手山頂ヒュッテに到着しました。日本一標高の高いパン屋さんが此処にあります。到着した喜びを表現して、娘がオバケ踊りを披露中。

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思っていた以上のパンの種類が並んでいました。そのなかからも、信州らしいものと思い野沢菜パンや林檎パンと子供達の菓子パンを購入。妻は名物のボルシチスープ+山パンを頼んでいました。場所が場所だけに値段はチョコパン1個300円と地上の倍ぐらいでしょうか。

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外は吹き荒れる寒風。頂上付近に来れば、昼過ぎには少しぐらい晴れ間が覗くだろうという淡い期待も打ち砕かれました。天気の良い日には日本海の佐渡島や富士山も見える展望が、濃霧で何も見えず…。

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ヒュッテ横の登山道脇にあった創業者・高相ご夫婦のレリーフがありました。スキー客の避難小屋として開業したのは1952年だそうです。

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エゾリンドウ(蝦夷竜胆)がリフト乗り場への途中で咲いていました。ヒュッテ周辺にも高山植物を幾つか見たのですが疎くて名前ワカラズ。息子が登山に最近興味を示しているので、少し勉強しなくてはいけないようです。

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帰りも往路と同じくスカイリフトに乗って降りて行きます。横手山ヒュッテは宿泊も出来るので、子供達がより大きくなり天体観測等を楽しめる様になったら泊まりたいものです。山々に囲まれたなか、夕焼けや雲海に昇る朝日を「寒い、寒い」と言いながら一緒に楽しみたい。

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なんでも1番でないと気が済まない息子は、隣りの小屋の中でなく、スカイレーター前で風に吹かれて上下が切り替わるのを待っていました。

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霧のなかを、クルマの置いてある横手山ドライブインの「のぞき」まで一直線。疲れたの娘は座り込んでいました。せっかく来たので、「いや〜、凄い景色だったね」と言い合いたかったところですが、生憎の天候で少し残念な結果となってしまいました。

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横手山付近の温泉で温まってから出発したいところでしたが、帰りの新幹線に遅れないようにと長野市まで取り敢えず戻る事に。登山後の温泉として訪れたのは、県庁の近くにある「裾花峡温泉 うるおい館」。奥裾花峡の下流にある温泉施設で、茶色く濁った掛け流し湯。

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長野駅内にある小諸蕎麦のお店で夕食を頂きました。「信州蕎麦の草笛MIDOROI長野店」という初めて入る蕎麦屋でしたが、蕎麦の量がハンパなく多い店でした。蕎麦好きの息子が大盛りザル蕎麦を頼むと、出てきたのは1.2キロの山のような蕎麦(上の写真は自分が頼んだ胡桃そば)。この店の大盛りは、普通の店の5人前に当たると会計時に聞きました…。

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予約していた新幹線で戻り。長野県だと普段は自分の運転で行く場所ですが、新幹線は速いことは言うに及ばず、とても楽でした。娘が眠い直前の躁状態で遊んでおり、下車した後は抱っこかと思いながら帰りました。