京都の街を一望できる京都タワー、展望台からは少し見え過ぎな気がしました

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 京都で一番高い京都タワー。1km少し離れた京都国立博物館からも、西側を望むと白くニョキっとした蝋燭のような姿が良く見えます。

ルネッサンス様式の国立博物館本館も京都の町並みにそぐわないと、京都タワー同様に論議を呼んだらしいですが、月日が経てば誰も何も言わなくなったのと同じく、京都タワーも京都の一部として溶け込んだ感があります。

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自分の記憶の限りでは京都タワーに登った記憶はまったくありません。幼児の頃から親に連れられ数多く京都には来ているので確信はないのですが、自分の意思で来たこはゼロのはず。

今年は年始の抱負で、何でも億劫がらずにやってみる年にしました。なので、京都タワーを訪れてみました。

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京都タワーはJR京都駅前の超一等地に昭和38年に建てられました。四角ビルの上にタワーが乗っかるカタチの珍しい建物になっています。

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エレベーター内部にも、京都タワー(131m)は東寺の五重塔(54.8m)よりも高く、高さは一番だと主張しているかのようでした。

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タワー内にあった京都市内の観光地・簡略図。

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展望台に入り、まずは南西側を見てみます。目の前にはこちらも古都・京都に似合わないと言われている巨大な京都駅。その向こうには京都のシンボル東寺の五重塔も見えます。

この風景を見ると、肥大化した古都・京都のイメージは僅か東寺の部分だけで、その他大多数が現実の京都だと突き付けられた気持ちになりました。

この日は残念ながら見られませんでしたが、晴れて見通しの良い日には梅田の高層ビル群だけでなく日本一高いあべのハルカスも肉眼で見られるそうです。

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北側を望むと東本願寺の大きな敷地と北に伸びる烏丸通り、京都御所あたりまでは確認できました。

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東側には渉成園、鴨川を越えて東山から比叡山まで見渡せます。ちょうど、雨上がりで虹が出たので撮影したのですが見えますでしょうか?

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展望台にはつきものの望遠鏡が此処にもありました。この望遠鏡は無料で心置き無く利用できて良いのですが…。

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かなりの倍率(20倍以上?)で、2.4km程離れている清水の舞台でもこんな感じで見えました。

この記事一番上の写真は国立博物館側から京都タワーを見ており、そこそこ遠くにあるように見えます。反対の京都タワーから望遠鏡を使って覗くと、国立博物館前を歩いている人の表情すら見て取れるぐらいに備え付けの望遠鏡は高倍率でした。

京都タワーを中心にして1kmぐらいであれば、部屋の中で何をしているか丸分かりの望遠鏡設置は問題化してもおかしくない筈なのですが、そうならないところが京都の奥ゆかしさなのでしょう。

それとも、京都市民は誰も有料の展望台に登らず、45mの高さにあるスカイラウンジ空までにしか行かないからなのでしょうか? 自分が京都タワー付近に住んでいたなら、この望遠鏡は絶対に撤去して貰いたいです。

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京都タワーとJR京都駅を前にして景観問題の事がまず頭に浮かんできたので、今回はそんなことを考えながら京都タワーを初登頂してみました。

京都駅北側の駅前にこのタワーが立っていますが、駅南側のイオンモール京都あたりが建設地だった場合は景観云々を言う人すらいなかったのではないかと、大阪に向かう電車で東寺を見ながら考えていました。