水中翼船KOBEEで韓国へ片道1,500円(福岡→釜山)B929、沖ノ島を海上からはじめて見れた!

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昨年末の話しですが、韓国釜山での飲み会参加のために福岡からフェリーで対岸の釜山まで行ってきました。東京から釜山に直接入っても良かったのですが、何かひと工夫をしたいと思って目を付けたのが海路での釜山入り。11月に起きた博多駅前の道路陥没現場を見てから、タクシーで博多港国際ターミナルへ向かいました。

JR九州のジェットフォイル、ビートルはこれまで何度も利用したことがあったので、今回は韓国の未来高速社が運行するコビーで対馬海峡をを渡ることにしてみました。

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同じく博多と釜山を結ぶ大型フェリー・ニューカメリアが先に港に来ていました。この路線はジェットホイル船・ビートルしか利用経験がなく、ジェット旅客機の数倍の大きさがある大型客船でもこの航路を乗りたいと思いながらもジェットホイル船愛がつよくて、なかなか挑戦できずにいます。

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空港のような趣きがある待合室で出発時間を待っていました。フェリー会社は大幅ディスカウントをしている事が多く、今回は福岡-釜山往復で3,000円程で購入でき、節約できたお金で山崎リミティッドエディション2015をお土産に持って来ました。

f:id:tmja:20170313124143j:plain未来高速コビーへの乗船案内が始まり、船に乗り込んで行きます。このジェットフォイル船は韓国でも1・2を争う古さの営業客船で、セウォル号沈没事故後に韓国国内で200人も乗る古すぎる船が現役で輸送していると槍玉にあがった船。

ボーイング社開発のB929、1977年に建造された船ですので40年選手になるそうです。ちなみに、乗船したのがコビー5号で韓国で2番目に古い船だそうです。

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船内の様子です。指定されたのは2階席で、内装はかなりくたびれてた感じでした。辺りを見回した感じでは韓国人:8割:日本人2割といったところでしょうか。

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透明なプラスチック台に安全のしおりを置いてみました。ジェットフォイル船には脱出経路が1階にしかないと初めてしりました。

以前にジェットファイル船で事故に遭われた方のブログを見ると、実際に事故にあった場合には1階の人間は2階へ向かい、逃げ場がなくなって状態に追い込まれそうな気がしてなりません。浸水を嫌がり1階客は2回へ殺到、しかし出口は1階にしかあらず・・。

blog.goo.ne.jp

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博多港を離れていきます。桟橋のところで2名のスタッフが「お手振り」での見送りをしてくれていました。

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巨大な中国のクルーズ船、天海新世紀(英名:Sky Sea Golden Era)。この船の所有者はオンライン旅行業で有名なCtripです。昨年、この大型船に乗る話しが持ち上がるも、諸事情で立ち消えになってしまいました。

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浅瀬を示す航路標識に添いながら博多湾を抜けていきました。ジェットホイルは水中の翼で発生する揚力で、船体を海上に浮かせて高速走行を可能としており最高時速は80kmにも及びます。翼走中は船体は海面と接触していなので、まさに海の旅客機になるのです。

福岡ー釜山間を船で旅行する時にはいつも玄界灘に浮かぶ神域・沖ノ島を海上から見られないかと探しているので、今回も「沖ノ島」を見つけるのを目標に設定しました。ちょうど座席が、進行方向右側(東側)の窓際でした。

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福岡から30分程進んだところで、遠方に沖ノ島の島影を発見できました。ぼ~としていたら見過ごしていたぐらいで、本当に沖ノ島か目を凝らして何度もみました。

www.okinoshima-heritage.jp

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乗船するまで知らなかったのですが、この便は対馬経由で釜山へ向かう便でした。左へ旋回して、対馬北部の比田勝港へ向かっています。

ジェットホイル船は舵を切って曲がるのではなくフラップで旋回をします。固定翼機と同じく船体を傾斜させて旋回していき、外の船から観れば優美に流れていくかのいうに動いているのが見えるのではないかと思います。

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離島の港という雰囲気満点の比田勝・国際線ターミナル小屋。国内線はこの対岸に接岸できる別施設がありました。翼走状態では低速走行や小回りが効かない為に、一般船スタイルへ変身するため着水する必要があります。

この離着水があるところも航空機と同じで面白いところで、伊豆大島に先月ジェットホイルで訪れた時のアナウンスでは離水を「テイクオフします」と言っているのを聞きました。

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比田勝を出ると朝鮮半島が目に入り、釜山の街並み段々と近づいて来ました。この辺りは大型水棲生物が多い場所なので、速度を落としますとアナウンスがありました。

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釜山港に到着前に陽が沈んでしまいそうです。自分の体感判断では、翼走中のジェットホイルと旅客機の客室騒音レベルは同じくぐらいだと思います。夕暮れ前の一日で一番美しく見える時間を、エンジン音と波切り音の静けさで楽しめました。

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数年前に開通した釜山港大橋の下を潜って港に入って行きます。

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こちらも、いつのまにやら新しくなった釜山港国際ターミナル。ジェットホイルだけあり、揺れが殆どなく快適な3時間の船旅で満足しました。

これだけ素晴らしいジェットホイルですが製造上の理由が主で、世界中で絶滅が迫ってきています。今年はなんでも躊躇しないで試す年と決めたので10回はジェットホイルに乗ります! すでに5回分を予約済なので、残り5回も挑戦です。