晴れ雪のなかを、上諏訪市街の秘湯・大和温泉へ

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新宿駅発のあずさに乗って諏訪に日帰り出張に出かけました。今回は進行方向の右側に座り、立川駅を出てすぐの多摩川橋梁で富士山を線路右手に見たり、南アルプスや八ヶ岳等を堪能しながら訪問先へと向かいました。

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仕事をぱっと切り上げ、上諏訪駅までやって来ました。上諏訪は諏訪湖畔の風光明媚な温泉郷と知られ、酒蔵巡り等も楽しめると聞いているので帰宅するまえに寄り道を少しすることに。中央道沿いはいつもクルマで来るので、上諏訪駅を利用するのはおそらく初めてでのはずです。

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改札を抜けると大きなクリスマスツリーがあり、なにか歓迎されている気分になります。外気温は2度、タクシーが並ぶ駅前に目を向けると雪がパラついていました。あまりに寒いのでまずは温泉を目指します。あ

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駅から歩くこと10分ばかし、「上諏訪の秘湯」とも言われる大和温泉に到着しました。上の街中の路地の写真の何処に温泉処入口があるのか分かるでしょうか?  秘湯の名に相応しく、見事な初見殺しぶり。

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コチラの民家の間と間の細い路地がその入口です。看板がなかったら絶対に発見できなさそうに思えてしまいます。

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路地を抜けると民家の中庭としか思えない不思議な空間にでました。左右の暖簾の隣に男湯/女湯と木札がかかっていなければ、場所を間違えたと思い通ったばかりの暗い路地に戻ってしまいそう。振り返ると見える民家の軒先に集金箱があり、大人1名300円とありました。以前来た時には230円でしたので補助金打ち切りを機に値上げをしたとか(ご主人談)。

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雪が降る中を歩いて来たので身体が冷えてしまい、早く暖を取りたく中に入りました。マジンガーZが天井近くに飾られています。

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ロッカーの反対側の壁には営業案内と注意事項。それに風呂場の約束事を題材にしたカルタが飾られていました。

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なかの様子はこんな感じ。タイル張りの床にステンレス製の湯船。女湯とを分けるガラスブロックの壁面には魚の模型が嵌め込まれています。写真右側に写る蛇口より自分で源泉流し入れ放題というシステムで、入ったら自分で蛇口を開き、上がる時にも自分で閉めます。蛇口からのお湯は激熱で50度はかるくありそうで、触れた手を慌てて引っ込めました。

一見するとタイルの色で緑色に見えるお湯ですが、お湯自体は透明色で軽い硫黄臭がします。この大和温泉のある小和田(こわた)地区は諏訪でも良質の湯が出る事で有名だとか。

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お湯はトロミがある感じで、冷えた身体を温めるには最高でした。最初10分程は自分一人だったのですが、年配の男性が入ってこられ貸切状態終了。地元に住まわれる男性との湯船に浸かっての話しが面白く、諏訪での生い立ちから東京での勤務、最近したケガの話しに、上諏訪日本酒5蔵それぞれの評価と沢山お話を聞かせて頂けました。

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風呂から上がると雪は止んでいました。先程まで降っていた雪を「晴れ雪」と呼ぶのだとか。大和温泉から出て駅方面に戻ると、平湯と呼ばれる若草色の共同風呂の建物が見えてきます。少し前に映画「テルマエ・ロマエ」の撮影ロケ地ともなった場所だとか。

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その隣にある共同風呂は「上湯」。江戸時代には上湯を武士が、平湯を庶民階級と分けられていたそうです。大和温泉でご一緒させて頂いた方によると、入会金1万円/年会費3,000円程でこれらの共同風呂の会員となることが可で、住所は諏訪でなくても良いとの事でした。

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大和温泉の建物裏手に見える源泉タンクを見てから、線路向こうにあるもう一軒の一般入浴可な「衣温泉」に向かいました。