ビーロービーローさんと一緒に行く、紀伊半島ドライブ

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この1ヶ月ぐらいで、我が家に現れるようになったビーロービーローさん。家のなかで突然「ビーロービーロー」と自分の真後ろから子供の声が聞こえたのが始めでした。推測するに、うちの娘より幼い感じで推定2歳ぐらいの男の子の声。姿は見えず。

暑い日が最近増えてきたので、我が家も窓を開けており、隣接する家も窓を開けているので何処かの子供の声が聞こえたのかなと初めは思っていましたが、妻も子供達もハッキリと聞いたことがあり室内から聞こえて来ると言うです。

妻は気味悪がっていましたが、子供達が聞こえているということは悪さをするのではないと思い、声の出元を探さないことに決めました。

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雨の降る南紀白浜空港を降りて、隣接するニッポンレンタカーで小型車を借りて乗り込みまいた。そうすると、後部座席から「ビーロービーロー」と子供の声が・・。

連れて来てしまったようなので、この日の日帰り紀伊半島ドライブはこのビーロービーローさんと一緒に巡るかと決めました。

上の写真はそのレンタカーの車内の様子で、バックミラーに写る赤丸のところに不思議な揺れる物体がありました。なにか布のようなモノだと感じるのですが、ビーロービーローさんだと思う事にして確認しないことに決めて出発です。

この旅行はJALの「どこかにマイル」で行くことになった日帰り旅行で、本当はバイクで走りたかったところなのですが梅雨入りのため終日雨の予報が出ており4輪レンタルとなってしまいました。

祖父母が奈良にいるので、そこにバイクを置いてバイクツーリングの西の拠点にしていたこともあり、紀伊半島は常に北側から攻めるのが常でしたので、白浜空港を起点とするのは自分にとって斬新な感じです。

これと言って雨のなかを行きたい場所も浮かばなかったので、とりあえず十津川村を目指してみることに。

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富田川に沿って国道311号を進み、山の中へ入っていきます。この道は三重県・尾鷲市まで紀伊半島を横断する形で結んでおり、熊野古道が世界遺産になったからか整備が非常に進み、ほぼ全線快走路となりました。

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311号線と168号線が交わるトンネルまで凡そ1時間、前方の標識の向こうは新宮川が流れており、熊野三山の熊野本宮大社まであと僅かです。

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せっかく、紀伊半島を走っているので参拝をすることにして暫くドライブは休憩。前方の大鳥居に後ろにある森は、明治期に起こった大洪水で本宮大社が流されるまでは「大斎原(おおゆのはら)」と呼ばれた土地で、熊野の神が降り立った地とされています。

天照大神を祀る伊勢神宮、大国主尊を祭る出雲大社、そして素戔嗚尊を祭るのが熊野本宮と、日本の三大聖地のひとつとも呼べる場所です。

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日本第一大鳥居の向こうは神域とのことで撮影はここまで。江戸以前には中州に渡る橋は架けられておらず、参詣者は川を渡り禊ぎをしなくては境内に入れないようになっていたそうです。解説の板には「すべての熊野古道はここを終着点としている」と世界遺産である旨の説明もありました。

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洪水で倒壊を逃れた上四社を北西の丘陵に遷した先に現在の本宮があり、こちらにも参拝します。なかなか急な石段で東京の愛宕さんを思い出しました。

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神門から主神の第三社殿が見えています。「伊勢へ七度、熊野へ三度、愛宕様へは月参り」のうち、伊勢と熊野は回数達成するも、一番最後の愛宕様がなかなか達成できないでいたりします。

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本殿と道路を挟んで反対側に出新しく来た熊野本宮観光協会の建物から、つい先程訪れた大斎原が見え、なんとその手前には市営プールが!! 

日本国内で世界遺産を見ながら泳げる数少ないプールのはずです。夏の7、8月のみですが、大人210円、子供100円で利用できると入り口に書かれていました。

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さて、本来の目的地・十津川村へ向かうため、更に山へ分け入っていく国道168号線を北を進みます。渓流に添って走る山岳縦断道路で、景観も良く五條までの快速国道を飛ばして行きます。

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十津川の手前で転倒したバイクの男性を発見。クルマで後続車が突っ込まないようにとハザードを付けてブロックして停車。ヘルメットが擦れていたので、頭を打っているだろうから(大阪の)自宅まで乗っけていこうかと提案しましたが固辞されました。

上の写真は何かの時に、場所が特定できるようにと出発前に撮影したものです。男性はプロテクターをしっかり装備したGSXのリッターモデル乗りで、よそ見をした時にスリップしたと言っていました。

自分もハヤブサ乗りだった話しをしたりして20分程様子を見るために滞在し、未開封の飲み物を譲り再度出発。この方は無事に帰宅されたのか心配です。

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今回の目的地、温泉地温泉にやっと到着です。駐車スペースに空きが見当たらなかったので、近くの河原に駐車しました。

以前に訪れた時は、これでもかという程熱い湯だった記憶があったのですが、どちらかと言えばぬるめの温度になっていました。

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温泉も独り占め出来て堪能したので、夕方の便に間に合わせる為に十津川から早々に出発することに。レンタカーに搭載されているカーナビで道案内をして貰うことに。

十津川に添って走っていくと、168号線から離れて右折しろとの指示が・・。その指示に従い少し走ると「十津川温泉ホテル昴」が見えてきたではありませんか? 

十津川(奈良県)と龍神(和歌山県)を結ぶ国道425号線は日本でも3指に入る酷道で、ガードレールなし、落石多い、転落死亡事故多発の狭い山中クネクネ道。ホテル昴はその入り口にあるホテルで、自分は425号線の酷道遊びをしていた時に目印にしていた場所なので直ぐに気が付けました。

雨のなかで、レンタカーはホンダのフィット、ビーロービーローさん同乗ではとてもではないけど、425号には入れないと引き返し311号で白浜温泉へ。

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危うくカーナビに騙されて425号線に入り酷い目にあうところでしたが、白浜空港のターミナルに達する直前でも警察署のある道への指示が出て側道に入ってしまいました。

旧白浜空港の管制塔が思わず見れたので良しとして、記念撮影後にレンタカー屋さんに返却して紀伊半島ドライブは無事終了です。

 後日談ですが、ビーロービーローさんが出掛けた先でも聞こえたとの話しを家族にしたところ、議論が深まり音源をついに突き止めてしまいました。

予備に持っているスマホに「怪盗グルーのミニオンラッシュ」というゲームを子供達用に入れてあるのですが、プレーヤーのエネルギー受電が完了(一定時間が経過)すると、このビーロービーローという音が通知で鳴るようになっていたようです。

ちなみに、ミニオンズの言葉だと「Bello、Bello(ベロー、ベロー)」で「こんにちわ」という意味だとか。

ビーロービーローさんを我が家の守り神になって貰おうという密かな思いがあり、調べたり、確認を意図的にしないようにしていましたが、こんな予想外の答えだったとは。試しにと、ビーロービーロさんを呼び出してみて南紀白浜から一緒に帰宅しているのを確かめました。ビーロービーロー。