羽田空港ANA機体工場見学に参加してみた

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JAL工場見学へ出かけた記事をアップしたので、昨年12月に写真撮影好きの海外ゲストと一緒にANAの機体工場見学に訪れた話しも書いてみることにしました。工場見学のは公式ページはこちらへ。

JALと同様にANA側にて写真確認が求められるので、今年に入ってから申告→許可を頂いております。写真投稿共有サイトへの利用は駄目とハイライトされていました。

上の写真は赤羽と羽田空港を結ぶ環状八号線の羽田空港側の始点側の陸橋から空港ターミナル側を撮っています。ANAの整備工場はココから歩いて10分程のところにありました。

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集合場所のANA機体整備工場へ

最寄り駅「新整備場駅」から徒歩で15分程と距離がソコソコありました。JAL側の見学施設は新整備場駅の出口を出て、見上げると直ぐにJALマークが見えるものの、ANA側は非常に遠く、寒風ふきすさぶなか寒い、寒いと歩いたと記憶があります。羽田空港からタクシーに乗れば良かったと後悔しました。

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講堂での座学教室

会場のANAコンポーネントメンテナンスビルまでが予想より遠かった為に、到着がギリギリとなってしまい、「航空教室」の行われる講堂へ駆け込みました。

ANAとJALの羽田空港での見学プログラム(共に2時間程)は基本的に同じ構成です。

  • ビデオ上映と飛行機/空港についての説明
  • 整備作業中の飛行機格納庫見学

座学の内容は大方忘れてしまいましたが、訪れる現場が整備工場だけあり、ビデオの内容も整備部門を含めて、どのように日常の旅客機の運航を支えているかを明るい説明だったと記憶します。

見学プログラムが同じ構成なので、どうしてもJAL側と比較してしまいます。座学に関しては理解し易かったANAに白星を付けたいと思います。ANA側にはない素晴らしい総合展示がJAL側にあるので、整備工場に入るまでの勝敗は引き分けでしょうか?

最寄り駅から工場までの距離や、ANAは用紙を印刷持参しなくてはならない等は見学内容には関係ないので考慮には入れない事にします。

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整備作業中の実機見学

ANAがローンチカスタマーだけあり、ボーイングの最新鋭機B787を彼方此方に目にします。ガイド役の女性の方曰く、ANAが運行している257機のうち46機がB787と18%を占める程この機体を使用しているとの事です。

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この主翼の反りあがりは何度見ても凄いと漫然と眺めていると・・。

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巨大な旅客機用エンジンを載せたトレーラーが目の前を通っていきまいた。JALと違いANAは羽田空港にエンジンメンテナンス部門があるので、これからそこまで牽引されていくのでしょう。

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尾翼をこんな角度で見上げられるのが、見学ツアーの醍醐味。

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ロールスロイスの数十億円のエンジンも、3歩ぐらい大股であるけば届くぐらいに近づけます。

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機体の塗装部に映り込む周囲の様子も見られます。

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格納庫にあった重整備中のB787。この檻のような足場をどの様に組み上げていったのかを実際に見てみたいと思いました。それとも、サンドイッチのように機体を挟み込むようにしているのでしょうか?  そのシーンを是非とも見てみたいものです。

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貨物室が開いていたので内部が見えないか覗くも・・、特段何も見えず。

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全日本の整備工場は羽田空港の整備地区でも一番南側に位置する為、すぐ脇を旅客機が通り過ぎていくのが楽しめます。手を振ると、機長(操縦席左側)が必ず手を振替してくれました。ガイドの方は気の利く人で記念撮影をされますかと写真を撮ってくれたりしました。

ANA工場見学 vs ANA工場見学

誰が案内をしたかを重要視して、現場経験豊富なベテラン操縦士、整備士をガイド役に配置しているJAL。どのような質問が出ても瞬時に回答できます。勿論、ナショナルフラッグとしての矜持があり、訪問者を迎える施設も立派です。

対するANAは何を案内するかを重視。女性の専任ガイドを配し、分かりやすい解説で子供でも分かる様に話しをしてくれます。JAL側の様にコンポジットカーボンの値段等を分かる筈もない子供に投げかける等は決してしません。

両方の見学ツアーを見てみて、工場見学全体にもその企業の色が出ているように思えました。JALが所属する航空連合のワンワールドは英国連邦を核とする貴族クラブ、対するANAが所属するスターアライアンスは上場会社の部長さんクラブ。皇室展示を含む総合展示で圧倒するJAL。ビジネスライクに物事を進め、分りやすさと顧客満足度向上が使命のANA。JALは正月等を除けば毎日受け入れ、ANAは土曜日と日曜日が休みの週休二日制。

どちらも一長一短があり甲乙付け難いです。巨大な旅客機を間近でみたり、離発着する飛行機を旅客ターミナル以外から見るのは多くの人にとって非日常体験のはずです。どちらを訪れても面白い体験ができると思いました。