全日空ANA531(羽田→高松)悪天候に全く気が付かずに搭乗

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先月に香川県高松市に仕事で訪れました。前日に取引先と電話していた時にも、「XXXさん、飛行機で明日来られるのでしたら天気が心配ですね」と言われていた記憶はあったのですが全く気にせず。台風や大雪、離島空港での強風で欠航はあっても2,500mもの滑走路がある高松空港は大丈夫だろうと高を括って他人事として捉えていました。

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出発日前日に搭乗するANAから受け取っていた案内メールにも、「視界不良ため、運航影響がないか06:50に天候状況の確認を行います」と書かれていたのでした。このメールは就寝前に目にしましたが、運航可/不可にも関わらず、朝7時45分発の便なので羽田空港には7時には着いていなくてならないので深く考えずに寝てしまいました。

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当日の朝ですが、悪天候のことをスッカリ忘れて羽田空港に時間ギリギリに到着。SKIPサービスで荷物検査を通過して機内に乗り込みました。搭乗ゲート前で「目的地悪天候のために、着陸できない場合には大阪空港もしくは羽田空港に引き返す場合があります」と流れていましたが、これも全く気にしていませんでした。

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東京の羽田空港を出発して高松に向かう便のルートは概ね上の図のような経路を辿ります。羽田空港離陸後に東京湾上空で大きく旋回して一路西へ向かい、姫路近辺で瀬戸内海を渡り四国に至るルートです。富士山を眺めたいという思いから、予約時に右側(副機長席側)窓際座席を事前指定していました。

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ANAは羽田空港第二ターミナル利用なので海側の滑走路16Lが最も近いのですが、管制からの指示でかターミナルビルを挟んだ滑走路16Rやってきました。16Lと16Rでは1,700m程あるので、地上移動時の速度30kmとすると大雑把な計算で3-4分余計に要したはずです。天候はべったりとした雲が広がっており、離陸後すぐに雲に突入するかと思えました。

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滑走路16Rを離陸後に多摩川を越えるとすぐに見えてくる浮島ジャンクション。東京湾アクアラインの川崎側入口にあたるピラミッド(浮島換気場)上部が羽田空港D滑走路新設時に上部を撤去されてありません。綺麗なピラミッド型から台形となってしまい、いつ見ても可哀想思えてしまいます。

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東京湾上空で旋回しながら高度をどんどん稼いでいきます。離陸した羽田空港が遠くに、手前には京浜運河(神奈川県側)が見えていました。1番手前の焦げ茶色の土地はJFE京浜工場です。ここ半年ばかりは金属加工に興味を持ち各地を巡っており、今年3月末に開催された工場見学が川崎市民のみという条件で涙を呑んだ場所です。

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更に南下して横浜市上空を通過中。みなとみらいの高層ビル群から新横浜の日産スタジアム、遠くには川崎の街の全域を見渡すことができます。

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西の空を確認すると冠雪している富士山が見えました。やはり富士山を目にすると、何処かに出かける/帰ってきたいう気分になるものです。この日は空模様から富士は見えない思っていたんで、少し嬉しかったです。

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4月21日に日米親善春祭りの開催される厚木基地が眼下に見えました。写真左下から右上に通る線が東名高速になります。お盆や正月のニュースでよく、「大和トンネル先頭にXXキロ渋滞しています」と聞く大和トンネルが、空港敷地すぐ北側にあるという位置関係を最近なって把握できたばかりだったりします。

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伊丹空港行き/帰りであればより南側(太平洋側)を通常は飛ぶところですが、高松行きの航路は予想のとおりに富士山の直上を通るコースでした。窓にスマホを張り付けて、やっと撮れたのがこの写真です。富士山上空通過後は雲上飛行となってしまい、機内音声プログラムのJAL名人会を楽しむことにしました。3月のJAL名人会の出演者は宮田陽・昇の漫才と柳屋小ゑんの創作話「鉄の男」。

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雲上飛行が続き現在位置がわからない状態が続いていました。いつの間にやら瀬戸内海上空達しており、機内アナウンスで最終アプローチ中と聞き、外を眺めると小豆島と思わしきかたちの山々が。 島中心ちかくの星ヶ城山が800m程で最高峰ですので、雲がかなり低い位置で広がっているのが分かります。

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着陸寸前まで雲の下に出られず。春から夏にかけて、暖かい空気が瀬戸内海の冷たい海面に接して発生する濃霧は知っていましたが、内陸の高松空港もこのような状態だとは全く想像もしていませんでした。高松空港は現在でもILSカテゴリー1設備だったはずなので、着陸に求められる視程800mは確保はもしかするとアカンかもと着陸寸前でやっと気が付き、伊丹/関空に目的地変更をした場合はどうしようかと脳内大回転...。

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どこかで高松空港がILSカテゴリー3の予算がと読んだ記憶があったはずと考えるも、高松空港に滑走路灯なんて洒落たものありましたっけ?と自問自答しているうちにも接地して着陸していました。天候次第で着陸できないと言ってっも結局は大丈夫と、着陸寸前に沸き起こったら心配事もすぐに忘れます。喉元過ぎればなんとやらで、外を見ると小雨が降っているので傘を買わなくてはと次のことに考えは移っていました。

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ANAは羽田空港→高松空港1日6便を飛ばしています。あとで調べてみると、午前中の3便は高松空港に着陸していましたが、午後2時発のANA997便は濃霧で高松から伊丹空港に代替着陸。夕方2便は欠航となっており悪天候は1日続いていたようでした。

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高松空港から空港バスで市内に向かい、とりあえずの雨避けにと入った高松港脇の旅客ターミナルビル。瀬戸内海も高松空港同様に濃霧に覆われており停船勧告が出ている状態で、高松港の全てのフェリー便が欠航中でした。多くの旅客がターミナル内で待機を余儀なくされているのを見て、自分の天候不良への認識が甘いのかと反省した高松まで移動でした。