全日空ANA451(羽田→佐賀) 雲の絨毯で地上は殆ど見えず

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福岡出張に出かけました。東京から福岡までは直線で900キロもあり、新幹線移動だと6時間も要してしまいます。なので、9割の人が東京ー福岡間では飛行機での移動を選んでいるのだとか。福岡空港は今年すでに何度か訪れていたので、羽田空港からの目的地を佐賀空港にして今回は九州入りするコトにしました。

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搭乗したのはANA451便・佐賀空港行き。羽田空港を7時台に出発する早朝の便です。この日の首都高速は朝5時台でも渋滞があり、羽田空港の駐車場にクルマを入れられたのが出発時刻30分前と時間ギリギリでの到着となってしまいした。

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ラウンジに寄っている暇もなく、慌てて機内に乗り込みます。大きな大福型エンジンと主翼が視界後方に入る自分好みの座席。機上からの地上の景色を眺めるのが好きな自分は座席指定を必ずするようにしている筈なのですが、3-4回に1度は座席指定をどうしてか忘れています。搭乗日に航空会社のカウンターで受け取ったチケット見て、「おかしい、絶対おかしい、こんな座席位置を自分が指定するはずがない...」と呟くのが常です。

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機体がプッシュバックされて搭乗ゲートから離れていき、第二ターミナルを南に向かって地上滑走を開始。羽田空港の地上職員達がトーイングカーの前で整列→出発していく大きな機体に向かって手を振り→揃って深く一礼をしていました。乗客として飛行機に乗っている時間で、最も気分が良く感じられる瞬間です。

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AIR DOの特別塗装機が駐機していました。スカイマークに、ソラシドエア、スターフライヤーと国内フルサービスキャリアとLCCの間に位置する航空会社グループで、業績に若干の改善はみられるものの、独りパッとしない「試される大地」の翼です。機種はボーイング737でなく、大きな767。

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滑走路34Rを過ぎ去り、橋を渡ってD滑走路 にまでやって来ました。朝の出発ラッシュアワーで数珠繋ぎに旅客機は並んでおり、2つ前の機体が離陸していくのを近くで見ることができました。滑走路に入ってからエンジン全開して飛び立つまでの緊張感を伴う時間帯は、ある種の儀式のようにいつも思えてしまいます。

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離陸後スグにキツめの右旋回に入り、高度をドンドンと上げながら出発したのと反対方向へと向かいます。都心上空にはベタっとした雲が広がってしまっていて、残念ながら機内からの東京上空遊覧飛行の希望は叶わずでした...。

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横浜方面はYOKOHAMAのY(つばさ橋)とH(ベイブリッジ)の橋が雲の切れ間から覗いていたものの、横浜駅周辺や、みなみとみらい等の高層ビルの建ち並ぶ中心街は東京同じく雲の下で見ることができませんでした。

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普段であれば曇っていても、どこかしかのタイミングで富士山が見られるものですが、この日は全く見ることができずで残念。雲上飛行になってしまうと手持ち無沙汰となり、機内オーディオプログラム(10チャンネル)の落語番組ANA寄席を聞きながら時間を過ごす事にします。

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羽田空港から佐賀空港まで概ねの航路はこんな感じです。兵庫県の山中に上空から見てみたい場所があったので右側席を選んでいたのだと途中で思い出すも、磯子付近から瀬戸内海上までは黒みがかった雲以外には何も見えず。

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着陸に向かって高度を下げていき、有明海上空で雲に突入した時にやっと地上(有明海)が目に入ってきました。これが冬の間であれば、無数の海苔養殖場が海に浮かんでいるのが見えるはずですが何もなし。ただの蒼い海があるだけでした。

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外は雨が降っているらしく、着陸寸前の機体の窓を雨が後方に流れていきます。地面がドンドン近づいてきて滑走路11へドスンと着陸となりました。雲が低くまで切れなかったので、降下途中までILS(計器着陸装置)が設置されている滑走路29側に柳川市上空経由で降りるのかと思ったのですが、反対方向にUターンをしてから着陸をしていました。

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佐賀空港は誘導路がないので、降りた滑走路の端っこまで滑走し、滑走路端の65メートルある拡幅部を利用して180度回転してから旅客ターミナルへと向かって行きました。葉加瀬太郎のANOTHER SKYが流れるなか降機しました。

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年に1、2度しか佐賀空港には来る機会がないので、次回この空港に来る時にはオスプレイが配備されているだろうかと考えていました。佐賀の熱気球は日本で珍しく根付いた貴重なジェネアビなので、オスプレイ配備→5/6、10-3月の熱気球飛行が邪魔→熱気球は他でやれ、とならないか心配です。

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空港でレンタカーを借りました。佐賀空港は河川が運ぶ土砂の堆積と干拓事業によってできた佐賀平野の南端にあります。現在ある土地だけでも現状2,000メートルの滑走路を4,000メートルに拡張でき、沖合展開も自然陸化+干拓で容易に拡張できる空港としては稀有な土地です。

市街地にあり運用に限界のある福岡空港を国内線メイン、佐賀空港を九州の国際線メイン空港と決めて、新幹線ルートを佐賀駅でなく佐賀空港駅に通して空港と一体開発となっていたら、20年後には4,000メートル滑走路2本+目の前の平坦な土地にも巨大なビル群が出現がしたかもと考えながら運転していました。