群馬県桐生市の街探索ゲームアプリ「2116」に挑戦そして挫折

f:id:tmja:20170116120656j:plain

群馬県桐生市が1月12日に開始した、街探索型GPSゲームアプリ「2116」を体験しに家族で出かけてきました。このゲームのあらすじはこんな感じで、ざっと見た感じ、スマホを利用したスタンプラリーだと見えたので、子供参加でも楽しめそうと思い、東北自動車道→北関東自動車を経由してクルマを走らせました。

ある日見知らぬメールが届いた。なぜかそれは100年後の未来からの、見知らぬ少女からのSOSであった。

敵は世界企業アルカード社!感情をもコントロールしようとするアルカード社の陰謀を暴いて、未来のキリュウ・シティを救え!

公式ページ:2116 FEEL&COLOR それでもここにいる理由

出発前に、家族4人でアプリのプロローグを現地入り前に見ました。金髪の女性が「ハロー、ニーハオ、ボンジュール。ここは日本の首都・群馬県キリュウシティです」となかなか衝撃的な発言から開始し、ともかく桐生駅に来いと終わりました。その後は「このゲームは桐生に着くまで始まりません」と書かれた文字のみ。

セリフ表記はフリガナはないので、文章部分は全て読み上げて子供達に説明。このプロローグ動画を見た子供(7歳)に理解度を聞いてみたところ、「群馬県で悪い人と戦うので、仲間を集めるお話し」と概ね理解できているようでした。 

f:id:tmja:20170116100206j:plain

「腹が減っては戦ができぬ」と桐生名物・ひもかわうどんを食してからゲーム開始地点のJR桐生駅へ向かいます。

今回の旅行は「こんな天気で出かける事もない」と反対する妻を押し切った(1泊旅行は完全却下されましたが・・)かたちでスタートしたので、有名店「ふる川」さんで食べたカレーひもかわうどんが良かったらしく、妻の機嫌を直してくれて助かりました。

このお店でゲームアプリを確認してみたところ、GPSで桐生にいると位置情報を捕捉しているのか、ロック画面より先に進んで地図が表示されていました。

f:id:tmja:20170116100209j:plain

訪問した日は最強寒波が襲い掛かっている週末。昼にも関わらず1度前後と予想以上の寒さ。雪がちらつき、風が吹くと痛さを感じるかのよいな寒さに、いつ妻が温泉にでも行った方が良いと路線変更を迫ってくるか不安いっぱいのスタート。

公式ページを見ると、概ね3~5時間要するとあるのでゴールできるかも心配に感じていました。

f:id:tmja:20170116100210j:plain

ゲーム開始地点の桐生駅に到着です。

この手のゲームであれば分かり易いようとスタート地点に案内板やのぼりがある、もしくは桐生市バックアップのゲームなので開始最初の週末は案内ブースが出ているのではないかとも期待していたのですが・・その様なものは皆無。

このゲーム「2116」をしていそうな人はと構内を見渡すも、4名の女子高生がそうかな?と思える程度で、あとは自分達4人だけです。改札口を見渡してもポスターの一枚も見当たりません。 

気を取り直して、スタート地点の駅に到着したのでアプリを立ち上げてゲーム開始をしようとしました。子供達もワクワクです。しかし、歩き回ること20分、スマホに表示されている初回目的地(ゲーム開始地点)付近をウロウロするものも、ゲーム自体が開始されずイライラが募るばかり。駅構内だけでなく、北口のロータリーも歩き回るも反応はゼロ。

「このゲーム、検証作業とかした?、桐生市も下請けに投げるだけで、絶対に自分達でスマホを持ってゴールまで歩いていないだろっ」と言葉にこそしないものも、怒りが込み上げて来ていました。

f:id:tmja:20170116100211j:plain

家族に「寒いし、ゲーム開始しないから雪見風呂でも行くか?」と解散宣言をしなくてはならないかと思った時に、スマホの画面表示が急に切り替わり認識OK。上の写真は此処で電波を受けたと主張する長男です。

f:id:tmja:20170116100149j:plain

このゲームはある到着点に着くと、付近の特徴のある建物や看板等のカタチや書かれている数字や文字等を4択から選ぶことで、実際にその場所に到達したのを確認する儀式があります。

写真で電車の柄が出てきたので子供達が喜んで探し出しました。スタート地点の確認場所は上の写真の何処か・・。

f:id:tmja:20170116100541j:plain

実際のゲーム画面ではこんな感じで次の目的地の指示がでます。地図上に目的地の位置が写真と一緒に表示されているので、これなら子供達でも楽しめると安心したのもつかのま・・。

f:id:tmja:20170116100201j:plain

ゲーム開始地点と同様に、目的地にゲーム上で到達できません!!

上のゲーム画面で左側の青矢印で示されている家マークが目的地のはずなのですが、クリックすると表示されるコーヒー屋付近を行ったり、来たりしても反応なし。辺りを見渡すと、魚民前で子連れ組が騒いでいたので、あの辺りで捕捉できるのかと行ってみるも駄目。寒い、寒い風に吹かれながらで、楽しさより苦しさが優ってきた気がしました。

駅前ローターリーで会った女性も「ゲーム開始地点(赤矢印)がわからないで、探している」と言っていたので、反応がおかしいのは自分達だけでないようでした。

f:id:tmja:20170116100202j:plain

ゲーム画面に「レーダー」というのがあるのでクリックしてみると、こんな画面が現れてきました。スマホを持ちながら、360度回転すると、それに合わせてレーダー上の目的地も合わせて動いていたので、これだっと思い第三目的地をやっと確保。ちなみに、実際に目的地に達する事が出来た場所は水色矢印の場所あたりでした。

このレーダーがあるという事は、開発時に地図上の目的地情報のみではゲームにならないから、この補助的な装置(レーダー)を付けたのかなと思いましたが、これがあればゲームを進められそうだと嬉しくなりました。

f:id:tmja:20170116100150j:plain

目的地到達確認の周辺情報が求められ、辺りを見回して数字を発見しろとの指示・・。

自分達は、ここの次の次の目的地が地図でもレーダーでも特定する事ができず、降り始めた雪の寒さも併せて完全ギブアップしました。

実際には2台体制(子供達用のスマホと自分のモノ)で臨みましたが、どちらも目的地に達するのは2番目の駅前広場以外は全て難航してしまいました。

GPS精度が高精度になっているかも確認しましたが、2台ともダメで、位置情報ゲームというよりは忍耐ゲームと化していました。

f:id:tmja:20170116100203j:plain

ちなみに表示される地図を縮小してみると全ルートが解ります。桐生駅を出発して末広通り(商店街)を抜けて、重要伝統建造物保存地区の本町通りを通り、旧北幼稚園がゴール(敵の本拠地)になっている模様です。

ゲームは何時でも進められますが、ゴール地点とあるアルカード社は、以下の時間帯のみ入場可能です。

平日 午前10時から午後3時まで
土日祝日 午前10時から午後4時まで

ゴール地点の到達時間に制限があるのは、敵ボスが本拠地にいる勤務時間と説明がゲーム中であった記憶が・・、勤務時間とは言ってなかったかもしれません。

 ゴール地点の沿道には、クルマでこのゲームをしていると見受けられる人達の車が5台程連なっていまいた。もしかして、この場所で目的地捕捉ができればエンディングだけ見られるのではと試してみましたがやはり捕捉できず。

f:id:tmja:20170116100158j:plain

せっかく桐生まで来たので古い建物立ち並ぶ本町通りを散策。諦めが悪く、ゴール一つ前の目的地を特定しようと悪足掻きをするも、地図もレーダーも当てにならず。

このゲーム自分達の相性は良くないらしく、まったくゲーム側から反応が貰えないので桐生を出る前にゲームを削除しました。ゲーム自体は楽しめそうだっただけに残念です。

ちなみにこのアプリ、584MBと結構な容量があります。

f:id:tmja:20170116100152j:plain

せっかくなので桐生天満宮に家族でお参りへ。

半日足らずの感想ですが、このゲームは桐生市に来て貰うのが本来の目的でゲーム難易度向上が目的ではないはずですので、位置精度に関しては特定できる範囲をもう少し大きくできないものかと思いました。スタート地点でスムースに開始すらできないのはどうかと感じます。

また、全行程の2Km(駅前→桐生天満宮付近)は大人には丁度良い距離(往復4km)だ思いますが、子供連れや年配者には少し長い距離かもしれません。ゲームのシステム上で目的地群の設定位置変更が難しいと思うので、桐生天満宮→桐生駅への送迎車を土日祝だけでも用意するなど、桐生市が成功させるという意気込みが見たいとも感じました。桐生駅に誰もおらず、ツィッターで開始しましただけでは寂しいです。

おそらく1年で最も寒い日になるかと思われる大寒波襲来の週末に訪れてしまったのと、ゲームの位置精度の問題でゲームを途中でギブアップする事を決めましたが、これが春先の3月ぐらいであれば、もうすこし寒さを気にせずゲームが楽しめたかもしれません。悔しいので、暖かくなったら再挑戦に来るような気がしているので、改善を期待しています。