JR九州 特急かわせみやませみ(熊本→人吉)地元密着デザイン列車はとても楽しかった

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せっかく九州に(仕事で)来たので、東京へ戻る移動日を1日準備して、今年3月から運行開始したJR九州11番目のD&S(デザイン&ストーリー)列車「やませみ かわせみ」に乗って来ました。

熊本と人吉を鹿児島本線、肥薩線経由の87.5kmを一時間半で走り、八千代駅を過ぎてからは球磨川に添いながら走る路線で、雄大な球磨川を飛び回る野鳥のやませみ、かわせみを列車名にしたそうです。

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 金土日の週末に1日3往復運航されており、片道3,270円/おとな一人です。熊本空港→羽田空港の最終便を予約しているので、それまでに熊本に戻らなくてはならず朝一番の熊本発「やませみ かわせみ1号」に乗ることを乗車日前日夕方に決めました。

かわせみ やませみ1号 熊本 7:12 人吉 8:44
かわせみ やませみ 2号 人吉 10:59 熊本 9:30
かわせみ やませみ 3号 熊本 11:23 人吉 13:01
かわせみ やませみ 4号 人吉 15:01 熊本 13:20
かわせみ やませみ 5号 熊本 15:24 人吉 18:58
かわせみ やませみ 6号 人吉 18:55 熊本

17:25

どうも、JRのみどりの窓口に行けば乗車券を事前に買えるらしいと分かり、夕食後に市電に乗り熊本駅へ向かいました。指定席は団体で埋まってしまっていましたので、自由席を購入。かわせみ やませみは2両編成で70名のみ乗車可能だそうです。

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熊本駅の新幹線寄りのホームで待ちます。周辺の乗客何かソワソワしており、楽しみにしているのが伝わってきます。入線して来た列車に写真撮影の嵐。あまり観光列車に乗る機会がないのですが、ザワザワした感じは2月末に乗車した桃園メトロを思い出させられました。

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 1号車がかわせみ、2号車がやませみ。苔緑のこちらはやませみ側です。 どうして山翡翠が白黒でなく緑なのかと考えていたのですが、漢字「山翡翠」の翡翠(ヒスイ)からとった色なのでしょうか?

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それにしても、これでもかと言う程にヤマセミと書かれています。列車正面だけで8箇所もありました! 

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列車内部の様子です。地元産の木材を多用し、天井には木々の葉が描かれ、森の中でそらを見上げたかの内装。球磨地方の森をイメージしているそうです。デザインは豪華寝台列車「ななつ星」を手掛けた水戸岡鋭治氏。

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地元産を生かした軽食等の販売コーナーがありましたが、土日のみ営業との事で無人でした。カウンターにかかっている、やませみの描かれた暖簾は八代産いぐさを使用したものだとか。

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車窓をながめるカウンター席もあります。

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運転席わきにはソファ席もあり、座席だけみてもテーブル、カウンター、ソファ、ボックス席といろいろな種類が1両に詰め込まれていました。

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列車出発前の探検を終え座席に座ります。見上げると雰囲気のある行灯があり、白熱電球でも入っているのかと覗き込むとLEDで行灯下部から光を出していました。

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座席の様子です。この列車は中古車両に2億3千万円をかけて改装したものだとか。現在の豪華観光列車ブームのなか、観光列車牽引役のJR九州が次の一手として投入した最新列車は地元密着型だとよく分かりました。

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エメラルドグリーンの球磨川と対岸の日本家屋群の風景が素晴らしい。線路と平行して走る、熊本ー人吉間の219号線人吉街道は、10年程前に挑戦したスーパーカブ日本一周の時に走ったことがあります。

宮崎側から熊本へ向かっている途中で時間は夕暮れ後で、雨、雨、雨のなかを走っていたので、こんな素晴らしい風景は当時はまったく見えず、濡れネズミになった状態で八代に辿り着いた記憶しかありませんでした。

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球磨川の素晴らしい眺めに、列車内の多くの人が写真を撮っており。こんな風景を楽しめる電車旅行もなかなかと感じ入っていました。

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1号車「かわせみ」にも少しお邪魔してみました。「やませみ」の緑に対してこちらは青一色。かわせみは球磨川の流れを、やませみは周囲の山々の緑なのでしょう。どちらの車両も清々しい印象です。

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熊本から出発して八代を越えると右手に球磨川が来ます。途中鎌瀬という場所で渡橋をすると、球磨川は終点人吉駅まで反対側を流れていました。

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人吉駅に無事到着。

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熊本駅でやませみ車両の正面を見たので、かわせみの正面も見てみました。そこまで主張しなくても良いのではと言いたくなる程、「かわせみ」だと至る所にこちらも書かれています。

観光列車に乗るのは久しぶりで、ひとり乗車でしたが充分楽しく満喫できました。帰路は同じ路線を熊本までSL人吉を予約してあり、こちらも期待できそうです。

<2017年5月29日追記>
帰路のSL人吉分をアップしました。

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