百里基地航空祭を穴場の「開放駐車場」から楽しむ

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今回で3度目の訪問となる百里基地航空祭に備え、都心側からの渋滞回避をすべく水戸に前泊してみました。旅行シーズンなのかホテルの空きがなく定宿の水戸プラザホテルどころか、殆どの主要ホテルが満室となってしまっており、1室空きの出た東横イン水戸駅南を前日予約。天気が思わしくないと考えて予約を直前まで渋っていたのが原因でした。

子供達にとっては初めての日式ビジネスホテルの宿泊で、入室するなり「狭すぎ」と叫び、プールや温泉が併設されていないと知るや露骨に不満を顔に表し、食事をする場所がホテル内にないと知るや絶望していました。

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航空祭に向かう直前の空模様です。夜中に降っていたのか路面がまだ濡れており、いつまた降り出してもおかしくない雲行きでした。

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 NOTAMを確認すると、航空祭(一般公開日)の27日9時45分~10時15分、11時15分~12時15分(ブルーインパルス)、13時45分~14時35分までが曲芸飛行や展示飛行として出ていました。

NOTAMはロケット打ち上げ、滑走路臨時閉鎖や、スカイダイビング等の一時的な航空情報を知らせるもので、航空祭で配られる案内上のスケジュールよりも、より正確な飛行時間がNOTAMを見れば確認できたりします。

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出発は9時前。水戸からは6号、18号を順調に南下していき、渋滞を見かけたのは百里基地の南側にあるフォルム株式会社を過ぎてから。航空祭で利用できる駐車場は大きく分けて、北駐車場、南駐車場と西駐車場となり、上の写真の渋滞は南駐車場行きです。

ここに達するまでに、自衛隊員が2人1組で辻々に立っているのを目にしました。うちの子供達がクルマの窓を開けて手を振ると、皆さん応えてくれたのが嬉しかったようです。

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渋滞を横目に自分達が目指したのは通称「開放駐車場」。ここは百里基地の自衛隊側の滑走路03Rの南側にある誘導灯の脇にある自衛隊の敷地で、航空祭の時に駐車場として開放されると知っていました。

幼児連れなので、基地内の芋洗い状態と帰宅時の大渋滞を避ける必要があり、今回の航空祭鑑賞は開放駐車場でしようと決めていました。駐車場入り口で自衛隊の青年2人に案内を受けて入場です。

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駐車場の草は最近刈られたらしく、歩くのは容易でした。ただ、雨が降っていたためか地面が緩んでる場所があり、たまに足取られる場面も。

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南から着陸する時の誘導灯が立ち並んでいます。空模様はまだ曇りで、どちらかと言えば回復基調に感じられました。目算で8千フィートぐらいに雲で覆っていそうです。前述のNOTAMでブルーインパルスの申告高度が407フィートから1万フィートまで、これであれば中止はあり得ないと考えましたが、気に掛かる部分でした。

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開放駐車場には申し訳程度にですがトイレもあります。これがあるかないかが心配でしたが、これで子供連れでも大丈夫と推薦できそうです。

この駐車場にクルマを置いて、小さな子供を連れて南駐車場まで歩いている人達が沢山見られましたが、距離を考えると心配になってしまいます。

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NOTAMではなく公式の飛行スケジュールを見てみると、駐車場に来るまでに爆音を響かせて飛びまわっていたのはF15。飛行プログラムは終了してしまったようですが着陸シーンだけは見る事ができました。誘導灯めがけて高度を下げて迫り、なかなか迫力が感じられます。

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神戸行のスカイマーク183便が航空祭のなか出発して行きます。その隣にF4が整列し、飛び立つのを敬礼して見送っているかの様に見えました。

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本日のメインイベント、ブルーインパルスの出発。

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1機を除いて飛び立ち、最後の機体が基地上空にて各種マニューバーを披露。航空祭に来場している人達の強い願いが届いたのか、薄日が差すぐらいに天気が回復したかのように見られました。

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ショーとショーの合間は、自分達のクルマに籠って暖を取っていた人達もブルーインパルスでは全員総出で空を見上げていました。例外はうちの娘ぐらいではなかったのでしょうか? 飛行機?興味ないと言ってクルマに隠れていました。

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将来パイロットになると言っている長男の後ろ姿。4歳にて小型機を離陸させた経験(操縦桿を引くだけですが・・・)があります。彼なりに感じるモノがあるのではないかと期待していましたが、学校の週末日記に書いた内容は鮭の遡上でも、航空祭でもなく水戸で食べた蕎麦の話しでした…。

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開放駐車場は航空祭をガッツリ楽しむのには、物足りない場所かもしれませんが、渋滞を避けて飛行機が見れれば良い程度であれば選択肢となりそうです。小美玉市小川運動公園や吉影小学校の隣の野球グランドも今回は候補としていましたが、頭上を何度も編隊が通っていく此処を選んで良かったと思いました。

今年は百里基地50週年にあたる航空祭で、翌年2017年は航空観閲式があるので航空祭は開催されません。天気さえ良ければ10万人が押し寄せるとの予測でしたが、生憎の天気でその半分程しか来場者がなかったようです。

開放駐車場は日本ケミテック茨城事務所のはす向かい(滑走路寄り)にあります。