鮭の遡上を見にいった - 茨城県筑西市

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10月下旬~12月上旬に利根川水系の川で鮭の遡上が見られると聞き、水戸へ行く途中に筑西市に立ち寄ってみました。関東でも多くおこなわれている稚魚の放流を筑西市でもおこなっており、10年以上前より鮭の遡上が見られるようになったそうで、筑西市も見所マップを用意したりしています。

妻との会話で、「北海道や東北はともかく利根川には鮭は遡上しないでしょう」と言われたので、鼻を明かしたくなり茨城旅行の旅程に組み込んだのが訪問の本音でした。建前では子供達に自然の厳しさや、尊さを感じて貰いたいです。

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筑西市はその名の通り、筑波山系の西側に位置する街で遡上を期待して訪れたのは五行川は市内を流れています。この川は栃木県のさくら市に水源があり、関東平野を北から南へ流れており、筑西市南側で小貝川に合流して更に南下し、利根川に流れ込んで太平洋とつながっています。

利根川の河口からここまででも100Km以上はあり、遡上中の鮭は絶食して一心不乱に川を遡っていると聞くと俄かに信じられないとすら感じてしまいます。

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筑西市の見所マップでは橋の上が推奨されていましたが、前日グーグルマップで探してみたところ筑西市中央図書館脇にスロープがあり、水面近くに降りれる整備された場所を発見できたのでまず訪れてみました。訪問日の前に雨が降っていたためか、水位が上がっており、且つ、水の流れが非常に速く感じられました。

ぱっと見た感じでは、川床まで見えるのですが鮭は確認できず・・。地元の子供が近づいて、「何してるの?」と絶好の直球を投げてくれたので、「鮭が川を泳いでいるのを探している、見たことある?」と尋ねました。回答は「ない」でした。

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魚が見られないと判断した子供達は、虫探しを開始。すぐ友達になれたようできゃっきゃ、きゃっきゃと愉しそうでした。

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妻の鼻を明かす使命があるので、子供達を見ながら水面を眺めていると・・、発見!!目を凝らすと、川床にも銀色の塊感のある魚が上流目指して泳いでいるのも目撃。

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近づくと、見るも痛々しい全身傷だらけの鮭でした。推定60cm~70cm。顔の形と尾びれから判断してメスだと思います。

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満身創痍、もう見守ることしかできません。子供達を呼んで鮭の側に座らせました。持っていた小枝で突こうとする子供達を本気で叱る妻。

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鮭の稚魚が生まれてから、遠くベーリング海やアラスカ海で育ち、また生まれた故郷に戻ってきて結婚する話しを子供達にも解りやすいように妻は説明していました。

子供達はすぐに飽きてしまい遊び再開。既に産卵を終えたのか、ぐったりとしていた鮭は身体を捩らせると岸から離れていき、ゆっくりと下流に流されていきました。