秩父路に春を呼ぶ、長瀞火祭り

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龍勢祭り、秩父夜祭と一度見てみたいお祭りが多い秩父のお祭りのひとつ、長瀞の火祭りを見にいってきました。

長瀞火祭りは、もともと秩父地方で育まれた信仰行事「火祭祈願」を再興したもので、総本山醍醐寺座主御親修による秘法の火祭り祈願「紫燈大護摩・火渡荒行」といいます。 護摩の霊火によりおのれの欲、けがれを炊き清め、不動明王に慈悲と加護をいただく秘法とも言われます。

          秩父鉄道長瀞火祭りより引用

関越・花園ICを降りてから、どこかで渋滞に巻き込まれるのではないかと心配していましたが渋滞はほぼ皆無でした。

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長瀞駅から宝登山麓の火祭り会場まで、法螺貝の音ともに行列が通って行きます。こちらは獅子舞の御一行。駅前でアクロバティックな舞を披露してくれました。

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 修験者一行の錬行。最後尾に伏見・醍醐寺座主がレクサスSCに乗られていました。

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祭壇が整えられた会場に登って来ました。駅から15分程を徒歩で要しました。薪と檜で5トン分はあるそうです。手前にある鍋は湯加持に使用するものでしょうか? 

うちのチビ達は肩車をしないと見れず、周辺の山を少しの登ってみました。

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会場からは少し遠くなりましたが、斜面に座って見れるところまで登ってみました。宝登山ロープウェイ乗り場のすぐ脇にいます。

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各種儀式を終えた後に点火。開始から結構経ち1時40分は過ぎていたと思います。

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火柱が勢いよく上がります。行者達の火渡りの後に参詣者も火渡りを体験させて頂けるので、ここ辺りで斜面から降り、参加希望者の列へ向かいました(先頭から10人番ぐらいに並ぶことができました)。

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炭の水分を飛ばすためにしっかりと焼き上げます。

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昨年は雨が降るなかでの開催となり、非常に寒く参加者が少なかったと地元の方にお話しを聞きながら並んでいました。

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肩車に子供を乗せて撮影させましたが、指がレンズに掛かってしまっていますね。

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護摩札を抱えて、次々と業者の方々が火のなかに次々と飛び込んで行ってました。

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火渡りは素足でおこなうので、靴下と靴を脱ぎ進みます。ロープ内側は招待客で皆さん楽しそうな表情をされていました。招待客が渡り終えると、ロープが開き参詣者の順番になりました。

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火渡り後の足拭き場から撮影。行者さん達が渡った熱した炭は左右にどけられ、その間を歩くことができました。歩いた場所は若干ぬくもりが感じられる程でしたが、なかなか面白い体験でした。

年配者や幼児には行者の方が寄り添って補助しており、うちの長女(3歳)も行者さんがサポートして頂いていました。怖いから絶対にやらないと主張していましたが、最後はいやいやながら渡っていました。足拭き用の使い捨てシートは火渡り後に1人数枚配られます。

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プオーと鳴り響いていた実物の法螺貝。英語名はなんとトランペット・シェル。

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ロープウェイ乗り場駐車場(火渡り会場)から下ってきました。今回は宝登山神社の駐車場にクルマを停めさせていただいています(無料)。ここは参拝者用ですので・・、きちんと神社への参拝を家族皆でおこなってから帰宅しました。 

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この地の由来を見ると、火渡りの行事がこの地でおこなわれているのは、このあたりの故事となにかしらの関係がありそうです。

寶登山神社〜ご由緒物語〜

社伝によれば、景行天皇41年(111年)、天皇の皇子・日本武尊による東征の際、尊が遥拝しようと山頂に向っていると巨犬が出てきて道案内をした。その途中、東北方より猛火の燃えて来るのに遭い、尊の進むことも退くこともできない状態になってしまった。すると巨犬が猛然と火中に跳入り火を消し止め、尊は無事頂上へ登り遥拝することができた。尊は巨犬に大いに感謝したところ、忽然と姿を消した。このことから「火止山」の名が起き、のちに「宝登山」となったという。また巨犬は大山祇神の神犬であった事を知り、防火守護のため火産霊神を拝し、その後山麓に社殿を建て三神を鎮祭した。これが当社の起源であるとされます。                   -Wikipediaより